Home
■誰が、ラインズさおりさんを『不登校』『転校』『中退』に追い詰めたのか?

被告・土屋たかゆき都議のために陳述書を提出したラインズ和子さんと、土屋都議の虚偽
(社会評論社『教育を破壊するのは誰だ!ドキュメント東京・足立十六中事件』に合わせて母子名は仮名です)


(1)
ラインズさおりさんは『沖縄米軍基地』の授業を、土屋主張のように『アメリカの悪口』などとは思ってなかったのであり、これは土屋が虚偽事実を捏造して、公然と原告を誹謗中傷したものであること
●どちらかがウソをついている!
区教委報告書には 「ラインズ和子さんは校長に質問し、校長は謝罪した。」(と区教委報告書に書いてある)
ラインズ和子さん
「いいえ、私は、校長先生には、何も申し上げておりません。見解も聞いておりません」(法廷で)
●親の考えを子どもの考えであるかのように粉飾
ラインズさおりさん 「お母さんに教えられて反米的でいやだった」(都教委の聞き取り)
土屋たかゆき都議
「さおりさんがアメリカの悪口に傷ついてお母さんにプリントを見せた」(街頭宣伝)
●米軍基地の実態を教えたら反米教育になるとは!
ラインズ和子さん
「多感なこの時期の子どもは、まず、評価することや認める能力を先ず磨くことが必要」(『正論』より。つまり米軍を批判してはいけないという事?)
「反米攻撃のすさまじさに震える」(NHKビデオの沖縄米軍基地の人権侵害問題の事実指摘に対して)
●その場その場で言う事がくるくる変わる
ラインズ和子さん
教頭に増田の授業を「極めて反米的」と電話(6月27日教頭メモ)
「反米教育、思想教育、行き過ぎ」と区教委に電話(6月27日教頭メモ)
「区教委に『見解』を聞いただけ、自分の意見は言っていない」(『正論』)
「『アメリカを糾弾する内容の学習が行われた』と指導室に電話」(掲示板)

詳しくはここをクリック!


(2)
ラインズさおりさんは、増田の授業において、とても冷静だったのであり、土屋主張の、「(プリントを)校長先生が配らないように制止したのに、それを振り切って(増田は配った)」などという7月1日、北千住駅頭街頭宣伝が、全くの虚偽事実による誹謗中傷活動であること
●校長が「配慮を」と言っただけで「指導した」事になるの?
校長から
親から匿名で「米軍批判が多くて米国籍の娘が可哀相だ」と電話があったようだから「配慮を(7月2日)
区教委報告書 保護者から疑義の申し立てがあり、増田は中立性を欠くと判断していると「指導した
掲示板 「保護者から反アメリカ的で一方的との指摘を受けた」と、原告・増田を「指導した
●巧妙に言葉をすり替えて増田が生徒達の面前でさおりさんを脅迫したようなデマを『正論』に投稿
増田がさおりさんに
語った会話の内容
生徒達の面前にではなく、生徒たちが自由にしている休み時間にさおりさんを教卓に呼び寄せて「辛い思いをしたそうね。ごめんなさい。もし『アメリカ軍の批判が多くて、辛い』と感じたら、そのことを書いてね。紙上討論というのは、そういうふうに意見を書き合うものだから。みんな『アメリカ軍が悪いからって、あなたに責任はない』って、書いてくれると思うの。言いたいことがあっても表現できなかったら、胃に穴があいちゃうからね」(7月3日)
ラインズさおりさん キョトンとした表情。ニッコリして「はい」「うちの、ひいおじいちゃん、ペリーの弟なんです」。
ラインズ和子さん 「娘を休み時間に教卓に呼び付けて『言いたいことがあったらちゃんと言ってね。言わないでくよくよ心の中にしまって置いたら胃に穴があいちゃうわよ』とクラスのみんなの前で言ってます」(『正論』)
偏見に凝り固まった母親の通話記録
ラインズ和子さん
「仲間である教師自ら同僚の批判をするのはよくないんじゃありませんか」
増田 「私は、同僚の悪口なんか生徒の前で言った覚えはございませんが」
ラインズ和子さん 「『しっかりしろ!最近だらしないよ。教師は』にアンダーラインを引かせたじゃありませんか」
増田 「あれは反戦地主の言葉ですよ。私は自戒の意味でアンダーラインを引かせたのです」
●母親が主張する「通話内容」は証拠が出てきてウソがばれてしまった
ラインズ和子さん
「電話したのは2分くらい」「私は『思想イデオロギー』なんて言葉も『首』『指導』なんて言葉も全く使ってないのに、M先生の手にかかれば都合のいいように、私がこうM教諭に抗議したように捏造されてしまっている」『正論』、東京地裁提出『準備書面』より
DDIの通話記録 通話時間は14分32秒。和子さんの主張内容だけでは時間が長すぎて不自然

詳しくはここをクリック!


●母親が起こした陰湿で異常な陰謀的行動
ラインズ和子さん 7月8日夜から9日にかけてのPTA連絡網によって、10日にPTA規約のどこにもない「学年臨時PTA保護者会」が開かれた。校長と教頭も開催に同意し出席していた。和子さんはこの会議で増田を「反米偏向教育」などと誹謗中傷したが、一切の謀議が増田には秘密であったため、増田は全く知らなかった
増田 7月11日、親たちのこの騒ぎを知った生徒達に「あの電話連絡網は何?」と質問されたため、7月4日の電話で和子さんが「他の親たちにもPTA会長にも言う」と言っていたのを「名前も顔も匿名条件のままで電話連絡網を利用して実行した」と考え、生徒への説明のために授業の教材プリントとして、「先生から生徒へ」というコメントを読み上げた。
ラインズ和子さん
「ある匿名の親」では誰の事かわからないのに、自分から「匿名の親は自分だ」と名乗り、「そんな事はみんなが知っている」と言い出す。そしてプリントに書いてある増田の片言隻句を理由に「誹謗中傷された」と騒ぎ出し、17日には娘のさおりさんに「権利として増田の授業をボイコットしてもよい」と指示。その後、校長には「子どもに社会科の授業は受けさせない」と宣言。この経緯からも「授業を受けない」意志は本人よりも親の意向が強く反映していると推察される。さおりさんはボイコットを続けた結果、ほかの生徒たちとの関係がうまくいかなくなり、3ヶ月後には登校拒否に陥った。
●どっちがほんとうのさおりさんの気持ち?
産経新聞によると 頭の中が真っ白という感じでした。怒りと恐ろしさが入り交じった状態で言葉が出ませんでした」(プリント授業の5ヶ月後に「さおりさんが増田の授業について語った」とされる産経新聞記事。土屋・古賀・田代都議らも「増田による人権侵害の証拠」と宣伝しているが、はたして…?)
さおりさんの意見
「W君の米軍全滅作戦に。最初に戦争を仕掛けたのは日本だ。アメリカと日本はお互い様のような気がする。だから、これからは、一人一人が米軍基地をどうするか、真剣に考え(特に、日本政府は)、どうしたら、お互いに平和になるかを考えていくべきだ」親の干渉を受けずにプリントに書いた7月17日(和子さんが授業ボイコットを指示した日)のさおりさん本人の意見。怒りと恐ろしさどころか、とてもまっすぐで立派な意見を書いており、頭の中が真っ白な状態で書ける文章ではない。産経新聞記事と矛盾する。

詳しくはここをクリック!


(3)
ラインズ和子さんが、子どものさおりさんに『権利として増田の社会科授業のみボイコット』させたのであり、さおりさんの『不登校』の主因は、母親であるラインズ和子さんの勧めによる、さおりさんの『権利』行使と、ラインズ和子さんに同調して、さおりさんの『権利』行使を肯定した校長・教委にあり、これを原告・増田のせいにする被告・土屋らの言動は虚偽事実に基づく誹謗中傷活動であること
●授業妨害のためには我が子も利用する卑劣な母親
ラインズ和子さん
8月8日、校長室で、校長に「子どもに社会科の授業は受けさせない」と宣言。8月31日、増田本人には知らせず、学年主任と担任に「社会科授業ボイコット」を通告。校長は、この「社会科授業のみボイコット」を増田には知らせず承認。(しかも、後にさおりさんが不登校・転校という事態になると、それを増田のせいにした。)増田は翌日担任から聞いた。本人に直接知らせないのはなぜ?
校長 8月29日校長は増田に「職務命令だ。ラインズ和子さんに謝罪しろ」と命令。しかし増田は拒否。『区教委報告書』には、この『謝罪』の強要・強制拒否を『職務命令違反』とは書けなかった。
ラインズ和子さん
子どもの授業ボイコットだけでは飽き足りず、11月28日、増田の紙上討論プリントではすべての生徒が堂々と自分の名前を出して討論しているのを「名前を出させるな」などと校長に要求。どこまでも執拗に増田の授業を妨害し続けた。
ラインズさおりさん 和子さんの妨害をはねのけて授業を進める中で、増田と生徒たちとの信頼関係が深まっていった。その結果、和子さんの指示を守って「社会科授業ボイコット」を続けた娘のさおりさんは校内で孤立していき、不登校に陥った。しかし母親の和子さんの一連の行動は増田には一切秘密のまま裏でこそこそ続けられてきたため、増田はさおりさんへのケアも何もできなかった。
ラインズ和子さん ところが「権利としての授業ボイコット」を娘に選択させた母親の和子さんは、自分が起こした行動の結果の責任を自分でとらないどころか、何も知らされず何もできなかった増田を非難し「M教諭からこの間、一言のケアも謝罪もなく、傷ついた娘は不信感、恐怖感を一層募らせていきました」と『正論』に書いている。
●自分勝手な思いこみで相手を非難する親
ラインズ和子さん それまでまったく増田に秘密に行動しており、7月10日の保護者会に出席して和子さんの騒ぎを直接知っていた一部の保護者とその子どもたち以外には、生徒達も知らなかったにもかかわらず、「反米教育と非難した『匿名の親』が私であることは(つまりさおりさんが授業ボイコットした理由も)みんな知っているに決まっている」と主張。部活動の部長選挙をめぐって、さおりさんが親友と仲たがいし、子どもらしい非難合戦の手紙のやり取りをしたことも、増田が生徒を使ってさおりに非難の手紙を書かせたのだ自分勝手に思い込み、その生徒の手紙を校長・教頭に見せたりした。
ラインズさおりさん
授業ボイコットを続けていたため孤立したさおりさんは12月11日、とうとう不登校に陥った。産経新聞ではさおりさんの言葉として私が授業を受けていない理由を知らない人は数多くいると思うと伝えている。さおりさんの言うとおり『匿名の親』が和子さんであることを知っている人は実際少なかったのである。

詳しくはここをクリック!


(4)(5)
ラインズさおりさんが、転校先でも不登校になったことを原告のせいにする被告等の言動は、虚偽事実に基づくものであり、公然たる誹謗中傷活動であること。ラインズさおりさんの高校中退に、原告・増田は何らの責任もないこと
●判決は確定している。
裁判の結果
地裁判決  虚偽事実記載の訴状や偽証陳述を丸呑みして『名誉毀損』判決
高裁判決  ただちに控訴した結果、「地裁の裁判官は、和子が訴えるべき相手は『民事訴訟法上、東京都でなければならない』という初歩の法律知識もなかった」ことが判明し、地裁の『増田敗訴』の不当判決は取消しとなる
最高裁判決 上告棄却。増田勝訴が確定
●こどもは親の所有物ではない。ひとりの人間である。
不登校から退学へ
さおりさんは授業ボイコットによって孤立し、3ヶ月後には登校拒否に陥った。そしてとうとう転校することになったが、転校先では状況が悪化。高校も1年で退学してしまった。素直な子が親を大切に思い、親のいうことをきこうとするのは当たり前。それを利用して子どもをこんな目にあわせていいのだろうか? 子どもは親の所有物ではない。自立したひとりの人間である。自分の勝手な思いこみを押しつけ、それに振り回された子どもが傷ついている時、それをひとのせいにして騒ぎ回る前に、なぜ子どもの事を真剣に考えてやらないのか?
校長・都教委も同罪 ラインズ和子さんの行為は我が子を「かわいそう、かわいそう」と言いながら首を絞めているようなもの。子どものことなど全く考えず、ただただ増田の平和教育をつぶすことを目的に、それに手を貸してきた校長、都教委の行為は、教育者としての自覚がない恥知らずな所業である。
●ラインズさおりさんが傷ついたのはだれのせい?
和子さんによると…
「新聞報道があり、付近の商店街を娘が歩いていると『あの娘が新聞記事に出た子供だよ』と耳にすることもあります」「まだ今の学校では登校拒否になったことを周囲の生徒は知りません。知られるのではないかという不安にかられることもあるようです」(『正論』)、
産経新聞・『正論』 ラインズ和子さんの主張を一方的に聞き「反米教師による生徒の人権侵害大事件」として全国に報道。「私は(産経新聞の)取材に応じました」(速記録による和子さんの証言)
土屋氏の駅頭宣伝 さおりさんが高校中退した事を、さおりさんの同窓生も多くいる北千住という繁華街の駅前で大々的に宣伝(和子さんの依頼による)
まるで「自作自演」 つまり和子さんは自分で大騒ぎして産経新聞や『正論』に報道させ、繁華街の駅前で宣伝までさせておいて新聞報道されてしまった。商店街でも『あの娘だよ』とうわさされている」「周囲の生徒に知られるのではないか心配などと言っているのである。これじゃまるで和子さん自作自演の「ひとり芝居」。そのあげく「転校先での登校拒否も、高校中退も、みんなみんな増田のせい」。こんなに大騒ぎして子どもを振りまわし傷つけたのはだれ?

詳しくはここをクリック!