Home ■誰が、ラインズさおりを『不登校』『転校』『中退』に追い詰めたのか?


(4)ラインズさおりさんが、転校先でも不登校になったことを原告のせいにする被告等の言動は、虚偽事実に基づくものであり、公然たる誹謗中傷活動であること。
@98年4月、ラインズ和子さんの子ども・さおりさんは学区域の中学校に転校。

A8月19日(水)、産経済新聞が、ラインズ和子さん側の一方的情報に基づく記事を載せたことを皮切りに、被告・土屋等と結び、増田バッシング大キャンペーンを張っていきました。このような報道を展開したのは産経済新聞のみであり、産経新聞が、これを一挙に、『大きな事件』に作り上げました。ラインズ和子さんは「私は取材に応じました」(速記録)と、彼女が一方的に情報を提供したことを認めています。なお、産経新聞の原告・増田への取材は8月19日付に載ったコメントを電話で2、3分、ただ一度きりです。

B10月初旬『正論』にラインズ和子さんが、何にも物的証拠がないと思い込んで、上記した『虚偽の(内容)文章』『わたしが娘の社会科教師を提訴した理由』を全国に発表しました。それによると、自分が一方的に産経新聞に情報を提供したのであるのに、「新聞報道があり、付近の商店街を娘が歩いていると『あの娘が新聞記事に出た子供だよ』と耳にすることもあります」などと書いています。即ち母親であるラインズ和子さんが産経新聞に「情報提供」し、さおりさんを晒し者にしたのであるのに、これにも彼女は無自覚です。彼女は続けて「まだ今の学校では登校拒否になったことを周囲の生徒は知りません。知られるのではないかという不安にかられることもあるようです」と書いていますが、母親である自分が産経新聞に『(娘が)登校拒否になった』という情報を提供した結果、『あの娘が新聞に』ということになったのですから、『知られるのではないかという不安』は的中してしまったのではないでしょうか?
 さおりさんが『転校先でも不登校になった』ということが事実だとしたら、その『不登校』の原因は何か、明かではないでしょうか?

C99年12月13日、東京地裁は、上記(1)〜(4)で証明したように明々白々である、ラインズ和子さんの虚偽事実記載の訴状・準備書面、偽証が明らかな法廷陳述を、丸呑みして『名誉毀損』を成立させる、という極度に粗雑な判決(重大ポイントにおいて『被告』と『原告』を取り違えて記載しても、3人の裁判官が気付きもしていないのは、ほんのその一部)を出しました。幸い、原告・増田は、直ぐ控訴し、高裁はただ1回の審理のみで、国賠法を適用し、この不当判決を全部取り消し、ラインズ和子さんの請求を棄却し、最高裁は彼女の上告を受理さえしなかったため、この判決が確定したので、原告・増田に実害はありませんでした。しかし、この原告の逆転勝訴は、内容には立ち入らなかったため、ラインズ和子さん、及び、その子ども・さおりさんにとって『真実と向き合う』という『真実を学習する』の機会を、彼らは未だ与えられませんでした。この地裁3裁判官が、『事実に基づいて公正な判決を出す』という裁判官として当たり前の態度をとることができず、『真実に正対』し『真実を学習する』という機会を、ラインズ和子さんと、その子ども・さおりさんに与えられなかったことは、彼らのために極めて遺憾なことでした。なお、ラインズ和子さんは、東京都相手の訴訟を提起できなかったことも付言しておきます。

Dしかし更にラインズ和子さんは、右翼サイト『掲示板』に出した彼女の手紙に明らかなように、被告・土屋等と結び、ほとんどがデマに基づく、原告・増田の『懲戒免職要求』運動に性懲りもなく熱中しています。
しかし、ラインズ和子さんは、もう『真実』に正対し、己が子ども・さおりさんの首にかけた手を放すべきです。でなければ、その子ども・さおりさんは、いつまでも、いつまでも、己が母親の『善意』に首を絞められ続け、悲鳴をあげつづけるでしょう。
『良薬(真実)は口に苦し』ものです。しかし、身を切られるように辛いからと言って、事実・真実から逃げ、正対せずしていては、真の問題の原因を探り当てることはできません。真の原因が明かにならなければ正しい解決策は出るわけがありません。問題の克服のためには、真の原因に正対しなければなりません。


(5)ラインズさおりさんの高校中退に、原告・増田は何らの責任もないこと
 ラインズさおりさんが「高校中退」したことを、原告・増田は、被告・土屋の7月1日の北千住駅頭での宣伝によってはじめて知りました。このような子どものプライベートに属することを「街頭で宣伝してくれ」と頼む母親がいる、ということも考えられませんでした。このさおりさんが『高校2年生で中退』したことについて、ラインズ和子さんの陳述書は、またしても原告・増田のせいにしていますが、この言動ほど、彼女の母親としての資質の欠落、及び、その子ども・さおりさんの不幸の原因を証明しているものはないでしょう。いつまでも、自分の子どもを不幸にした原因は、原告の正当な社会科授業に対する我意を通そうと干渉した自分であったことを自覚できず、逆恨みして、都合の悪いことは、全て原告・増田のせいにする、という習慣を母子で作り上げ、いつまでも、どこまでも、その習慣に忠実であるとき、子どもに、人間としての正常な自立、成長が有り得ないことは明々白々です。陳述書にある『原告のせいで、子どもが傷つき、不登校になり、高校まで中退した』という記述は、全く原因と結果が逆であることを、母子で、自覚できたとき、この子・さおりさんは、初めて、自立した成長を歩み始められるでしょう。さおりさんの不幸の原因は、彼女の母親が、正当な授業に干渉し、失敗し、騒ぎ立て、我意を通すために、原告・増田を相手に裁判まで行い、さおりさんに『授業ボイコット』させて、さおりさんの成長を止め、産経新聞、被告・土屋等と結びついて、大騒ぎし、さおりさんを晒し者にしたことによって、さおりさんを深く傷つけたことにあるのです。ラインズ和子さんは、それをどこまでも逆恨みして、その子ども・さおりさんに対して、原告・増田への憎悪のみを、どこまでも膨張させていますが、この厳正な事実を直視しない限り、この上なく痛ましいことではありますが、この母子の分離は有り得ず、さおりさんの不幸は続き、人生に不都合な結果が出れば、また、すべて原告・増田のせいにする、という悪循環が続くでしょう。
 被告・土屋が、このような母子に対して、どこまでも同調し、自分たちで捏造した『原因は原告による人権侵害だ』という虚像に固執し、原告に対する誹謗中傷活動を公然と続ける限り、さおりさんが、その桎梏から解き放たれ、自立、成長していくことは有り得ません。即ち、被告・土屋等の活動は、実は、ラインズさおりさんの自立の足を引っ張り、さおりさんの不幸を増幅させるという行為を、嬉々として、得々として重ねているのであることを、被告・土屋等はもう、自覚すべきときなのです。
さすがの、都教委も区教委も校長も教頭も、自分達がラインズ和子さんの子ども・さおりさんの『授業ボイコット』に対して、何ら『教育』的対応ができなかったこと、反対に『反教育』的対応をしたことの自覚があるからこそ、被告・土屋等の要求を易易として受け入れ、原告・増田に対して連続してなした不当処分にも、ラインズ和子さんの『子ども・さおりさんを不登校にした』などとは、その事由に書き込めなかった事実を、被告・土屋等も、ラインズ和子さんも、直視すべきときであることも、付言しておきます。