要するにおかしいことはおかしい、正しいことは正しいということで、みんなは勇気があると言いますが、多くの人が権力を恐れて言うべきことを言わなかった、これが沖縄の不幸につながったと思っています。
(島村先生は)米軍の基地は憲法29条の私有財産権の原則に違反し、不法であると教えていて(伊佐浜の闘いに)校長たちは生徒を集めて絶対に行くなとおどしていました。
米軍は銃剣を突きつけ、50から60トンのブルドーザーを入れ、田畑や家を踏みつぶしていったのです。
先生が憲法の精神を、文部省の流れとして教える(のではなく、しっかりと真から心を込めて、完全に教えて、子供達に分かるような教育をしていれば、今日のような)横暴な日本政府(にはならなかった) |
だから、日本国憲法のある日本が非常にうらやましかった。日本に復帰すれば平和な生活ができると思って、祖国復帰運動も熱心にやった。
アメリカは騎兵隊でインディオの土地を銃剣で奪ったクセがあり、沖縄でも「銃剣とブルドーザー」で農民の土地を強奪しました。
憲法違反の法律を作って平気
日本国憲法なんてどうでもいいという日本政府の本質を早く見抜かないと、日本はとんでもない国になりますよ。
SACOは、沖縄の基地を縮小すると言って、新品の基地を陸に、海に作り、海上ヘリポートと浦添軍港を新たに沖縄に押し付けるものです。言うことと、やることも、全くつじつまが合わないから「サッコウ」というのです。 |
しっかりしろ!最近、だらしないよ。教師は、(この国がどうあってほしいのか、国の進むべき方向をしっかりと描き、いうべきことはきちんといい、勇断をもって、首を恐れず、正しいことは正しいと教えてほしい)
子どもには判断する豊かな心があることを信じていただきたい。
反戦もきびしくても、未来に向かって、子や孫のためを考え、自分とまわりの人々の豊かな人権が花開くことを考えると、こんな楽しいことはないし、釣りだって同じです。
教師は人間の心を育てる |