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韓国金喜魯(キム・ヒロ)先生からの7・8集会に向けた激励メッセージ

<7・9集会のために、金喜魯(キム・ヒロ)氏からのメッセージ>

皆さん今日は。

私は、韓国釜山市民団体協議会の共同議長 金喜魯と申します。
 去る5月11日より13日までの3日間、増田先生をお招きし、釜山の教員と市民たちに「韓日間の友好の為にも、日本人は歴史認識を正しくしなければならない」という旨の講演を聞かせてもらい、聴衆にたいへん大きな反響を受けました。それで主催者である私も甲斐があって、たいへん嬉しく思いました。

 一方、増田先生の論理的で熱意と信念がこもったスピーチを聞きながら、教員たちも、一般市民たちも、日本での増田先生の勇気ある活動に感動しながら、真心がこもった拍手をおおくりしました。その感動は今でもさめきらず、解雇撤回を願う署名運動が続いています。

 実は、その分厚い署名用紙を直接持って、今日、『増田都子先生の解雇撤回を求める集い』に参加しようと思っていましたけれど、最近、「ソウル、仁川、京畿」を「大首都圏開発論」として合併しようとする企てがあり、「今でさえ首都ソウルに一極集中で地方が衰退していくなど、いろいろな問題が出ているのに」と、釜山を中心とした地方の市民団体が反対運動を展開しています。そのため、たいへん、忙しくなり、遺憾にも参加できなくなりなりました。

 それで、増田先生と、増田先生に賛同し解雇撤回を求めている皆様に、励ましのメッセージだけをお送りいたします。大変もうしわけありません。 

 私たちの正義を愛する努力が継続されれば、何時かは、人類の普遍的念願である平和と和解が実現できることを確信します。そのためにも増田先生の解雇撤回は必要です。くれぐれも、皆様の念願が、私たちの念願として叶うよう、お祈りさせてもらいます。
頑張ってください。

        2006年7月9日  

韓国釜山市民団体協議会 常任共同代表   
金喜魯