8/2、10:00〜第二次実教教科書裁判(第1回)、傍聴参加を!


皆さま
   こんにちは。増田です。長文、ご容赦を!
   
  直近になってのお願いで、また、平日の午前中という時間で恐縮ですが、ご都合のつく方は、どうぞ「2、」にあります件名裁判の傍聴参加をお願いします!
   
   本日の都知事選で、極右ヘイト日本会議関係者が当選すれば、都教委はますます大きな顔をして、さらに暴走まっしぐらになるのではないかと憂慮しています。
   
  鳥越俊太郎氏への文春・新潮の誹謗記事は、なんとしても氏を落選させようとする黒い影の執念があるような…都民の皆様には、このような見え透いた悪宣伝に引っかからないように祈ります。

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 1、 都教委による実教出版歴史教科書の選定禁止の通知は、違法だ! と、第一次提訴。
      2013年6月27日、都教委は「一部自治体での『日の丸・君が代』の強制の動き」という、厳然たる客観的事実に関する記述が、「委員会の考え方と異なる」という理由で「不適切」と決めつける見解を議決し、これを都立高校の校長に通知しました。この記述は文科省検定にも合格し文科省ですら記述の正確性を認めているものです。しかし、この通知を受け、各学校の実教出版歴史教科書の選定数はゼロとなり、東京都の高校では実教出版発行の日本史教科書は使うことができなくなりました。
   
  私たちは、出版社は教育委員会に教科書を買ってもらわなければならないので、都教委相手に裁判はできないけれど、執筆者たちは、精魂こめて書いた教科書への不当・違法な干渉に対して裁判闘争もなさるだろうと、見ていたのですが、まったく、その動きがありませんでした。
   
  それで、私たちは、「直接的な被害者ではない」けれど「義を見てせざるは勇無きなり」である…黙ってみていれば、都教委の違法不当な教科書行政を黙認することになると考え、この見解の取り消しを求め、東京都教育委員会と法廷で全面対決をすることにし、2014年2月7日、東京地裁に原告67名、3月10日にさらなる原告21名、計88名の連名で訴状を提出しました。
   
  しかし、この裁判は、本年7月20日、「原告たちには具体的な被害がない」ということを主な理由に不当にも中身には全く入らず、棄却されてしまいました。
   
  そこで、
     2、私たちは、2013年5月9日、定例会を開かないとHPで告示しながら、定例会同様、高額ハイヤー代(総額152,420円)を支出してまで委員を集め、こっそりと何かの秘密会を都教委が開いていたのは、違法だ! と本年5月6日、第二次実教教科書裁判として訴状提出。
  
その、第一回が
   8月2日(火)10:00〜東京地裁606号法廷(地下鉄 霞が関駅A1出口)
  であります。
   
   都教委の答弁書は、まったくもって、ふざけています。
  5月9日の2日前に定例会は開かないと「告示されているが」ドジな連中だから、「事前の告示を確認することなく定例会が行われると考えた反対団体等が都庁舎前で都教委を批判するビラを配るなどの抗議活動を行うことも十分に予想され、教育委員の安全の確保をはかる必要性もあったことから、定例会開催の場合と同様に庁内の警備体制も準備し、教育委員の輸送についても定例会の取扱いと同じくハイヤーにて行ったものである」…とか!?
   
  これって、疚しさに身に覚えのある都教委の被害妄想としか言えないでしょう!?
  「ビラを配るなどの抗議活動を行うこと」をしたら、どうして「教育委員の安全の確保」がなされなくなるんでしょう!? 
   
   「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもの」(地方教育行政法第四条)であるはずの教育委員なら「なぜ、都教委に対し抗議活動があるのか」「都教委のどういう教育行政の内容に抗議活動をしているのか」など、むしろ、積極的に知ろうとするのが当然ではありませんか?
   
   それにしても、定例会が開かれるかどうか、普通はHPを確認してから出かけるものです。傍聴者、「抗議活動」団体など、だ〜れもいない「庁内」で「定例会開催と同様に」ほぼ日常業務ができないほど、大量に職員を動員して「警備体制も準備し」ていた…とは…
  この答弁書を読んで初めて知りました!?
   
   当日は、もう少し、詳しい答弁書などの資料も配布します! ご都合のつく方には、ぜひ、ご参加を!