11/13(木)「『冷戦終了と日本』を考える」変革のアソシエ・近現代史講座のご案内 11/12

皆様

  こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。

  毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。

*日時:1113日(木)19:002100 

*場所:東京中野・協同センターアソシエ         

東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ−ンビル301号       

中野駅南改札口新宿方向に線路に沿って徒歩2分   電話 03-5324-1395

*参加費:1000

*テーマ『冷戦終了と日本』

*内容

 育鵬社の中学生歴史教科書は、このテーマについても、実に育鵬社らしい(笑)記述がしてあります。

1970年代になると、アメリカはベトナムから撤退し」から始まり、何年に何がありました、何年に何がありましたと「歴史」っぽく(笑)、「1989年にはベルリンの壁が壊され、翌年には西ドイツが東ドイツを統合しました。こうして半世紀に及ぶ冷戦は集結し、20世紀を通じて世界の政治・経済に影響をあたえ続けてきたヨーロッパの共産主義国家はなくなりました。」となります。めでたし、めでたし!? という感じでしょうか?

 そして、これに続く〆(笑)が、なんと、「わが国では、1989(昭和64)年1月7日、昭和天皇が崩御し、激動の昭和時代は幕を閉じました。皇位は皇太子の明仁親王が継承し、年号は平成と定められました。」!? なんですから…

 「ヨーロッパの共産主義国家はなくなり」ましたが、わが皇室は代替りしても相変わらず、ご安泰!? というところですか。

 これで、「冷戦の終わり」の意味するところが、中学生に理解できるものでしょうか?

 まぁ、なにしろ、扶桑社歴史「偽造」教科書の後釜の教科書ですから、中学生に「歴史の真実」を理解させてはならない、という方針が貫徹されているのでしょう。

 本講座では、ヤルタからマルタへの冷戦50年とその後の10年を振り返りながら、「冷戦の最大の受益国」といわれているのはどこか? 冷戦で最も利益を受けた者は誰か? 第二次大戦の敗戦国、ドイツと日本は、この間、どのように過去の侵略の歴史と向き合ってきたか? 等、史料を基に考え合いたいと思います。

 60年の歴史を2時間で考えてみよう! というかなり無謀な(笑)試みですが、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください!