7/10『高度成長・沖縄密約・昭和天皇』、変革のアソシエ・近現代史講座のご案内 7/3

皆様

 こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。

 毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。

 今回は3題話みたいですが、この3つは切り離し難しがたく、結びついています。しかし、育鵬社『歴史偽造』教科書に限らず、「文科省検定」という検閲を意識する時、執筆者たちには、どんなに書きたくとも書けない問題ではないかと思います。

 でも、この近現代史講座にタブーはありません(笑)から、しっかりと見ていきます・・・岸信介&佐藤栄作&安倍晋三という一族の「日本国憲法破壊活動」の実態を含め・・・

*日時:710日(木)19:002100 

*場所:東京中野・協同センターアソシエ      

東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ−ンビル301号       

   中野駅南改札口 徒歩2分    電話  03-5324-1395 

*参加費:1000       

*テーマ『高度経済成長・沖縄密約・昭和天皇』

*内容

 育鵬社教科書は「世界の奇跡・高度経済成長」というテーマで、「経済大国」となった原因について、「日本人の勤勉さと高度な技術、徹底した品質管理」「戦後の自由貿易体制」を上げます・・・上記のように、文科省検定下では、この点についてはどの教科書も大差ありません・・・しかし、一つの重要な原因は上げません。さて、それは何でしょう?

 また、沖縄返還について育鵬社教科書は「戦後、沖縄はアメリカが施政権をもっていましたが、本土復帰をめざす沖縄の人々の長年の願いが実を結び、1972年(昭和47)年5月、佐藤栄作内閣によって本土復帰(この4文字は強調太字)が実現しました。」と、たったの3!? 記述するだけです。

 マスコミでも大大的に報道された「核密約、原状回復補償費密約の存在」・・・意図的証拠隠滅もあるようで全容はまだ解明されていませんが・・・民主党政権下で岡田克也外相がその存在を認め、公表したものについてぐらいは、もう、教科書に載せるべきではないでしょうか? たぶん、自民党政権下では公表など夢にも考えられなかったことでしょうから、民主党政権の唯一の功績かと・・・

 さて、「民主主義国家=国民主権国家」において、この密約の存在は何を意味するでしょうか? 西山記者への刑事告訴・有罪は、ほぼ同時期のアメリカのペンタゴンペーパー暴露のマスメディア、アメリカ司法の判断と比べてみて、どういう意味を持つでしょうか? 

 そして、昭和天皇は、この時期、おとなしく!? 憲法尊重擁護義務を果たしていたでしょうか?

 今回もたくさんの資料・・・中心は『佐藤栄作日記』(朝日新聞社)、『沖縄密約 −「情報犯罪」と日米同盟』(西山太吉 岩波新書)・・・をもとに考えていきたいと思いますので、ご都合のつく方は、ぜひ、ご参加ください!