3/13『サンフランシスコ条約と安保条約』変革のアソシエ・近現代史講座のご案内 3/11

皆様
 こんにちは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。
 毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。
 昨年、安倍晋三首相は、サンフランシスコ平和条約発効の4月28日を「主権回復の日」として、祝いの式典なるものを開きました。それも「天皇陛下万歳」三唱なるもの付き!?…さすがに、今年は開き(開け?)ませんでしたが、本当に、この日は日本の祝うべき「主権回復の日」と言えるのでしょうか?

 今回もたくさんの資料をもとに考えていきたいと思いますので、ご都合のつく方は、ぜひ、ご参加ください!
*日時:3月13日(木)19:00〜21:00 
*場所:東京中野・協同センターアソシエ 
Phttp://www.bing.com/maps/Default.aspx?encType=1&v=2&ss=ypid.YN5928x564506&style=r&mkt=ja-jp&FORM=LLD          

東京都中野区中野2−23−1 ニューグリ−ンビル301号
   中野駅南改札口 徒歩2分    電話  03−5342−1395 
*参加費:1000円
*テーマ「サンフランシスコ平和条約と安保条約」

*内容

 育鵬社教科書は「1951年9月、サンフランシスコで講和会議が開かれ、わが国は自由主義諸国など48か国とのあいだにサンフランシスコ条約を締結し、翌年4月28日に主権を回復しました。」と、安倍晋三さんが「主権回復の日」を寿ぐ(笑)式典を開くのは当然であるかのような記述をしています。脚注には「沖縄などは引き続きアメリカの施政下に置かれた。」とありますけど、これって、さりげなく、小さな字で書くような内容でしょうか?

 「同時に日米安全保障条約が結ばれ、アメリカが日本及び東アジアの平和と安全を保障するとともに、占領終了後も日本国内に米軍基地が置かれることになりました。」とし、両条約に関する記述はこれだけで「以上(終わり)」!? です。

 さて、本当にサンフランシスコ条約によって「日本は主権を回復した。」と断言できるのでしょうか? 旧日米安保条約は、本当に「アメリカが日本及び東アジアの平和と安全を保障する」ものだったのでしょうか? 「象徴」となって「国政に関する権能を有しない」はずの昭和天皇は、これに、どのような政治的関与をしていたのでしょうか? 

 また、日本国憲法第九条と「占領終了後も日本国内に米軍基地が置かれること」とは、矛盾しないのでしょうか? 

 実は、この両条約は、2014年も現在進行形の戦後補償問題や領土問題、日本国憲法第九条問題の起源となったものです。条約原文等、史資料を読みながら、考えていきましょう!