皆様
こんにちは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。
毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。12月は「日本国憲法の制定」過程を中心に考えていきます。
安倍晋三(自民党)たちは、選挙公約に掲げた「(戦争国家・皇国)日本を取り戻す」を実現すべく、大きな反対を踏みにじって、強行(暴行!?)に次ぐ強行(暴行!?)採決を行ない、日本国憲法破壊活動に余念がありません。そんな今、改めて、日本国憲法の制定過程を振り返ってみることは意義があるのではないでしょうか?
*日時:12月12日(木)19:00〜21:00
*場所:東京中野・協同センターアソシエ
東京都中野区中野2−23−1 ニューグリ−ンビル301号
中野駅南改札口 徒歩2分
電話 03−5342−1395
*参加費:1000円
*テーマ「日本国憲法の制定」
*内容
育鵬社教科書は、このテーマを「GHQは、わが国に対し憲法の改正を要求しました。日本側は、大日本帝国憲法は近代立憲主義に基づいたものであり、部分的な修正で十分と考えました。しかし、GHQは日本側の改正案を拒否し、自ら全面的な改正案を作成すると、これを受け入れるよう日本側に強く迫りました。」と、はじめます。
「大日本帝国憲法は近代立憲主義に基づいたもの」だったでしょうか? ネットのコトバンクでみると「世界大百科事典」から、以下のように紹介してありました。
************************
【立憲主義】より
…1789年のフランス人権宣言16条〈権利の保障が確保されず,権力の分立が定められていないすべての社会は,憲法を有しない〉は,その簡潔で端的な定式化として知られている。(中略)中世立憲主義があくまで身分制的社会編成原理のうえに成り立っていたのに対し,近代立憲主義は,身分から解放された諸個人の人権,および,身分代表ではない国民代表議会を機軸とするものであるところに,両者の基本的な差異がある。…
**************************
さて、大日本帝国憲法は「権利の保障が確保され」、名目だけではない「権力の分立が定められ」、「国民代表議会を基軸」として持っていたでしょうか?
こんな「歴史偽造」を文科省は検定で合格させるのですねぇ…
そして、ここには一番、大切な「歴史事実」が書かれていないのではないでしょうか?
なぜ、「GHQは、わが国に対し憲法の改正を要求しました。」のでしょうか?
なぜ、「GHQは日本側の改正案を拒否し、自ら全面的な改正案を作成すると、これを受け入れるよう日本側に強く迫りました。」のでしょうか?
今回も、前回に引き続き、ジャーナリストのマーク・ゲイン『ニッポン日記』(ちくま学芸文庫)等の資料を読み、当時の日本支配層の状況、日本国民の状況に対するリアルタイムの観察記録を基に考えていきたいと思います。本講座の目玉商品(笑)である、普通の生活の中では、はほとんど目に触れることのない資料・史料もありますよ!
師走の本当に忙しい中ですが、御都合のつく方は、ぜひ、御参加ください!
|