皆様
こんばんは。犯罪都教委&1悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複、長文、ご容赦を!
本日は韓国紙、東亜日報の昨日の社説をご紹介します。
この社説がいうように、日本軍性奴隷被害者の「この少女の像は、太平洋を渡って」も、「日本で侵略や人権蹂躙の歴史を否定する人たちに、恥を悟らせること」はできないだろう、と私は悲観しています。
「日本政治家らは、ほぼ毎日のように妄言を言い放っている。」ですし、「麻生太郎副首相兼財務相は、ドイツ・ナチ政権の憲法無力化の手法を学ぶべきだと、うわごとを言っ」てましたし…私は正直な麻生さんが好き(笑)ですけど…
いえいえ、笑ってはいられない…穴があったら入りたいほど、超々低レベルの日本の「官度」…
ちなみに、我が文部科学省学習指導要領の日本史A(近現代史)の目標は
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/30/1304427_002.pdf
「我が国の近現代の歴史の展開を諸資料に基づき地理的条件や世界の歴史と関連付け,現代の
諸課題に着目して考察させることによって,歴史的思考力を培い,国際社会に主体的に生きる
日本国民としての自覚と資質を養う。」
なのですけど…安倍さんにしろ、麻生さんにしろ、菅さんにしろ、ヤンキーなんとかにせよ、とても「歴史的思考力を培い,国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養」われているようには見えませんねぇ(笑)…
きっと、歴史の教師が悪かった(笑)のでしょうけど、「歴史的思考力」ゼロ!? で、「国際社会に」おいて、恥ばっかり晒して「主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養」っている(笑)ようです…
あ~…笑ってはいられない…入れる穴を探さなくっちゃ…
前置きが長くなりましたけど、以下、本題です。
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【東亜日報 2013.08.02】
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013080254608
【社説】 太平洋を渡って、日本の恥を悟らせた少女の銅像
米ロサンゼルス郊外のグレンデール市に建てられた「平和の少女の像」は、駐韓日本大使館の前に立てられたものと「双子」だ。グレンデールに住む1万人あまりの在米韓国人が寄付金を集め、2年間、地元住民や市政府、市議会を説得して建立された。この少女の像は、太平洋を渡って、日本で侵略や人権蹂躙の歴史を否定する人たちに、恥を悟らせることになるだろう。
少女の銅像の除幕式に出席した良心的日本人や日系米国人らは、「日本政府や政治家は、過去の歴史を心から謝罪すべきだ」と正しい言葉を口にした。日本政府は、現地の外交公館などを動員して、少女銅像の建立を組織的に妨害してきた。除幕式の当日、日本政府の公式的報道官ともいえる官房長官は、「きわめて遺憾だ」とし、「慰安婦問題を政治・外交的問題にしてはならない」と屁理屈を並べた。
最大の発行部数を記録している保守新聞の読売新聞までが乗り出し、少女の銅像が設置されるまでは、慰安婦動員の強制性を認めた1993年の河野談話が論理的根拠を示したとし、「性的奴隷の歪曲を是正するためにでも、河野談話の見直しは欠かせない」と主張した。国粋主義ジャーナリズムのお手本だ。日本が、手で空を隠そうとすればするほど、日本植民地時代の被害を記憶している第3、第4の少女の銅像が作られるだろう。
全般的な右傾化の風に乗って、7月の参議院選挙で大勝したことへの自信のためか、日本政治家らは、ほぼ毎日のように妄言を言い放っている。韓日間のサッカー試合の途中、歴史問題を取り上げる横断幕が掛けられたことに対し、「その国の民度が疑われる」と、文部科学相が妄言を口にした。
麻生太郎副首相兼財務相は、ドイツ・ナチ政権の憲法無力化の手法を学ぶべきだと、うわごとを言った。麻生は昨日、後になって発言を撤回したが、すでに言い放った言葉を元に戻すわけにはいかない。ドイツのカトリック神学大学では、ヒットラー流の敬礼をした大学生2人が、退学させられた。ナチの出生地であるドイツでは、ナチを賛美するのはもとより、ナチの文様や旗印を使う行為にまで、刑事処罰している。なのに、副首相がナチ流の改憲を主張するなんて、本当に日本の民度が疑われるばかりだ。
日本帝国が滅びた8月になれば、韓日間の緊張が高まってきたが、今年も、その兆しはあまり芳しくない。安倍首相をはじめ、閣僚らがA級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝を、集団で行うことになれば、韓日関係は再び、傷つくことになるだろう。韓日首脳会談を通じて、関係の正常化を心から願うのなら、歴史問題と関連し、真剣な姿勢を示すべきだ。それこそ、植民地の被害の経験を持っている隣国への最小限の道理だ。
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