産経紙がNYタイムズ記事に「反論」 1/4

 増田です。今、産経WEBを見ましたら、先程のNYタイムズ記事(ピース・フィロソフィー・センターhttp://peacephilosophy.com/ )が、とっても気になったようで、「NYタイムズが安倍たたき」として、「反論」したつもり・・・とても「反論」にはなっていないので・・・の記事を載せていました。韓国紙などは気にならなくても、親分の国・アメリカの新聞は、とっても気になる(笑)んですね。

 アメリカの極右「マイケル・グリーン氏」の名を借りて、こういう記事を書いたNYタイムズ記者などは「朝日新聞や一部毎日新聞の見立て」をそのまま載せているのだ、と主張しています。「それって、私の意見じゃないから」という巧妙な、でも、ミエミエの抜け道を用意しながらですが、こういうのを「誹謗中傷」というのではないでしょうか?(笑)



産経WEB
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130104/amr13010410070004-n1.htm
NYタイムズ、安倍首相を酷評 河野談話見直し「重大な過ち」「恥ずべき衝動」

 【ワシントン=佐々木類】米紙ニューヨーク・タイムズは3日付朝刊の社説で、「歴史を否定する新たな試み」と題し、旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」に関して、有識者による再検討の必要性に言及した安倍晋三首相を「重大な過ち」と強く批判した。

 社説は、12月31日付産経新聞1面などに掲載された安倍首相へのインタビュー記事を引用し、安倍首相について、「右翼の民族主義者」と決めつけ、「朝鮮などの女性を強姦、性奴隷にし、第2次世界大戦で侵略したことへの謝罪の見直しを示唆した」と非難した。

 また、「戦争犯罪を否定し、謝罪のトーンを弱めるどのような試みも、韓国や中国、フィリピンなど、戦時中の日本の野蛮な行為で苦痛を受けた国々を激怒させるだろう」とした。

 最後に、「安倍首相の恥ずべき衝動は北朝鮮の核開発など地域の重要な協力態勢を脅かす恐れがある。こうした修正主義は、日本にとって恥ずべき愚かなことだ」としている。

 ブッシュ前政権の国家安全保障会議(NSC)でアジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏は、ニューヨーク・タイムズなど一部米メディアによる「安倍たたき」について、「安倍氏を危険な右翼だと憎む朝日新聞や一部毎日新聞の見立てを輸入したものだ」との見解を示している。

(中略)

 インタビューにおける安倍首相の見解はこうした経緯を踏まえたものだが、ニューヨーク・タイムズ社説は物証を挙げないまま、強制性を前提に見直しの動きを批判している。

 一方、戦後50年の節目に当たる平成7年8月、村山富市首相が、「植民地支配と侵略」への「心からのお詫びの気持ち」を表明した村山談話。安倍首相はこれに代わり、歴史問題への立場を示す未来志向の「安倍談話」を新たに出す考えを示している。これについても社説は、村山談話を不明確な未来志向の談話に置き換えたがっている、などと否定的に伝えている。