猪瀬新都知事よ! 「人権侵害」教育行政を刷新せよ!12/29 |
皆様 27日、東京都学校ユニオンの今年最後の「都教委糾弾」ビラまきを行いました。厳寒の中、参加者の皆様にはご協力、本当にありがとうございました! 寒さで受け取りはイマイチでしたが、それでも、手を出して受け取ってくださる方には感動でした・・・私はビラは受け取ることにしてはいますが、この寒さでは手が出ないかも(笑)・・・ 以下、ビラの一面です。 <猪瀬新都知事よ! ウソと矛盾に満ちた「人権侵害」教育行政を刷新せよ!> ★「生きる力」「支え合う力」は、真実と民主主義を学んでこそ! 猪瀬新都知事は12月18日の就任会見で「得票を分析すると(石原都政)継承は5割で4割以上が刷新」と述べました。また、「猪瀬直樹 公式サイト」には「『生きる力』『支え合う力』を教育再生の基本とします。」と、たいへん素晴らしい言葉が書かれています。 しかし、猪瀬氏は本年8月15日のツイッターでは尖閣諸島に上陸して沖縄県警に逮捕された香港の活動家らに対して「泳いで来るのだから、こちら側から蹴りを入れれば一発だよ。水に顔を突っ込み、参ったかとやりグロッキーにして上陸させず来た船に帰してやればよかっただけのことだよ。こんなもん、ケンカのイロハだ」と発信しています。 『週刊現代』(12/22 29号)によると「経営コンサルタントの宋文洲さんはツイッターでこう嘆いた。『民間人に対して、"蹴りを入れれば一発だよ。水に顔を突っ込み"を警察に要求するとは、とても民主主義や人道主義を標榜する日本の首都の副知事と、日本を代表する作家の、言葉に思えない。猪瀬さん、私は悲しいです』」 猪瀬新都知事のいう『生きる力』『支え合う力』を都内の子どもたちに育てていけば、「蹴りを入れれば一発だ」「こんなもん、ケンカのイロハだ」というようになるのでしょうか? 「ウソをつくなかれ! 矛盾を育むなかれ!」、これは教育の根本原理です。 『生きる力』『支え合う力』は、都教委が生徒たちに押し付けている、『日本の侵略戦争を自衛の戦争』とする扶桑社(後継は育鵬社)や都教委作成『江戸から東京へ』のような、ウソと矛盾に満ちた歴史偽造教科書では身に付けることはできないでしょう。 教員に対して不当処分や個人情報漏えいを行い、何度も最高裁で「違法」と断罪されたような都教委の権力乱用のイジメ・人権侵害教育行政の下では、イジメはなくなりません。 猪瀬新都知事が教育行政としてやるべきことは、教育内容に介入せず、教員たちが真実に基づく歴史教育・民主主義教育ができるような環境整備です。それこそが、無責任に都政を放り出した石原慎太郎旧都知事支配下の「人権侵害」教育行政の刷新となります! ☆都教委は、「歴史偽造」扶桑社教科書批判を教えたことを理由とする、増田都子教諭に対する不当免職を撤回せよ! |