「都教委よ、文科省『検定済』教科書の採択を妨害していいのか?」11/30

皆様
 こんばんは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・超長文!? ご容赦を!

 昨29日早朝、都庁第二庁舎前で件名、都教委糾弾ビラまきを行いました。都知事選告示の日ですから、常連の参加者から「宇都宮さんのポスター張りで参加できません」と連絡があり・・・ぜひぜひ宇都宮さんには都知事になっていただきたいですが、助っ人が来てくれたので、助かりました。お忙しい中、たいへん、ありがとうございました!

 以下、ビラ内容をご紹介します。



都教委よ、文科省『検定済』教科書の採択を妨害していいのか?

★増田教諭には「『検定済』教科書を批判した」と処分、免職しながら
        都教委の気に入らない「検定済」教科書の採択には圧力をかけ、妨害!?

 05年、増田都子教諭(当時、千代田区立九段中学校教諭)は、日本の侵略戦争を「アジア解放の戦争、自存自衛の戦争」などとする扶桑社歴史教科書について、「歴史偽造教科書です」と事実を教えました。それを理由に都教委は増田教諭を戒告処分の上、現場外しの懲罰研修を強制し、06年「反省が無い」と分限免職しました。

 その研修課題の中に「あなたは、社会科の授業で、文部科学省検定済のある教科書について、具体的な社名を上げて、歴史偽造教科書であると生徒に対して指導した。」などという文言がありました。以下、増田教諭を指導すると称した当時の法務監察課長との会話は

増田「ほー!? 検定された教科書は、」
課長「うん」
増田「全て正しいわけですね?」
課長「そうでしょう。」
     (『たたかう! 社会科教師』社会批評社 P149)

 しかし、本年、都教委は「全て正しい」はずの、文科省「検定済」教科書採択に強い圧力をかけ、実教版「日本A」教科書は1冊も採択されませんでした。

以下、『子どもと教科書全国ネット21NEWS』86号(2012年10月15日)より

◆ 都教委指導部から1度目、2度目の電話
 6月上旬、都教委指導部から校長に対して次のような電話連絡があった。
 内容は「実教版は都教委の教育方針と合わない面があるので、注意してもらいたい」

 この時は具体的な箇所はよくわからなかったが、その後、「国旗・国歌法」についての記述であることがわかり(中略)この時点では、1箇所そのような記述があっても、全体的に他の教科書より優っていると教科が判断するのであれば、学校として選択しよう

◆ 都教委指導部から3度目の電話
 7月18日午前、校長より「指導部より3度目の連絡があり、学校側で選定しても都教委が採択しない可能性があるということであった。不採択となれば書類の再提出等煩雑な作業になるかもしれないので、実教版にかわる教科書がないか、検討してもらえないか」

◆ 都教委指導部から4度目の電話
 7月19日午前、校長より話合いの要請があり、校長より「指導部より4度目の電話があった。不採択になる可能性のほかにそうなった場合のマスコミ等の取りあげ方によっては、学校に混乱を引き起こしたり、保護者や生徒の反応にも不安があるなど、いろいろ心配」

☆ 御都合主義の都教委は、「検定済」の「歴史偽造」扶桑社教科書批判を教えたことを理由とする、増田都子教諭に対する不当免職を撤回せよ!