滑稽なほどふんぞり返る、都教委指導部高等学校教育指導課 6/26

皆様
 こんばんは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・超長文!? ご容赦を!

 6月20日、けんり総行動実行委員会(代表:東京全労協議長)
http://kenri.labornetjp.org/sites/default/files/news120620.pdf
による東京総行動の中で、都教委要請を行いました。

 実は私は両親の介護の都合で東京にいなかった(※最後を参照)のですが、前もって要請書を提出しておき、当日、東京都学校ユニオン書記長を中心に総行動の仲間たちの協力で、都教委を追及してもらいました。ご協力いただいた皆様、たいへん、ありがとうございました。

 以下が主な質問と回答・・・コメント無しに御紹介・・・ですが、なにしろ、都教委の幹部面々の痴性(笑)を示す、なんとも愚劣な回答ばかりです。特に件名「指導部高等学校教育指導課」の3以下の回答ときたら、ふんぞり返りすぎて、ついには地面にひっくりかえるんじゃないかしら(笑)、と心配してあげたくなるほどです。ナニサマのつもりなんでしょうか? こういうのに限って、シンタローなんかを前にしたら、地面に這いつくばらんばかりになるんですよ、きっと・・・

 総行動の仲間たちが、まるで回答になっていない、あまりに愚劣な回答に呆れ果て「(こんな回答を担当課から、もらってきた窓口の)情報課長サン、これで、回答になっている、と思うんですか? これじゃ、あなた、『子どもの使い』じゃありませんか?」と都教委総務部教育情報課の伊藤課長さんを追及しました。

 伊藤課長サン、答えて曰く「そう言われても、しかたありませんねぇ」・・・仲間たちはズッコケタそうです(笑)。


2、 増田教諭(当時)の個人情報漏えい等、裁判で確定した貴教委による違法行為=人権侵害の「非違行為」について、謝罪し、違法行為=非違行為を行った職員を処分するよう要請した。しかし「東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しています。」「処分は考えていません」と、常に回答している。

 去年10月26日の大嶽教諭「業績評価裁判」において、高裁でも貴教委は敗訴したが上告すらできず、「裁量権の乱用」という違法行為が確定した。さらに本年1月16日の最高裁判決により、「日の丸・君が代」不起立での減給・停職処分は「違法」と確定した。他にも確定した貴教委の「違法行為=法令違反」は多すぎて数えきれない。

 しかも、これだけの違法行為=法令違反=法令「非遵守」を繰り返しながら、貴教委は2月9日付回答においても、なお、「従来から、東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しており」などとし、自らの「法令等を遵守し」ない「教育行政を推進して」きたことを認めていない。

@ 「違法行為」=法令「非遵守」という数々の確定判決が出ながら、なぜ「従来から、東京都教育委員会は、法令等を遵守し」と公言できるのか、説明されたい。

<回答   総務部総務課>
 従前から、東京都教育委員会は、法令等を遵守し育行政を推進しているため

A  上記最高裁1・16判決により、同一職務命令違反でも減給以上の「累積加重」処分は「違法行為」と確定しているにもかかわらず、その「累積加重」処分を定めた「教職員の主な非行に対する標準的な処分量定」について、貴教委の2月9日回答では「改正をする予定はありません。」とする。

ア、 なぜ、違法な「累積加重処分」規定を改正しないのか、説明されたい。

<回答 人事部職員課>
 最高裁1・16判決では、事情によっては減給以上の懲戒処分を選択することができる旨の判断が示されています。

イ、このまま「改正する予定はありません」のなら、非違行為すなわち、法令違反=コンプライアンス(法令遵守)無視となるが、このまま法令違反=コンプライアンス無視を続ける予定であるのか、明らかにされたい。

<回答 人事部職員課>
法令違反等には当たりません。

B 当組合の「大原正行教育長が『(1・16)判決は厳正に受け止める』と、法治国家においては当たり前のことを言っている以上、全ての教育委員(木村 孟、内館牧子、川淵三郎、竹花 豊、瀬古利彦)は、同教育長が提出した『違法』な処分案に、何も考えることなく賛成してきたことの非を認め、教育委員会の場で当該教職員への謝罪を表明されたい。」と要請したのに対し、貴教委は「懲戒処分案は、法令等に基づき適正に処理しています」と2月9日、回答した。

 「違法行為」と最高裁によって断罪され、確定したにもかかわらず、当該「懲戒処分案」が「法令等に基づ」いていて、不「適正に処理」されたのではない、とする貴教委の主張の根拠を説明されたい。

<回答 人事部職員課>
 最高裁の判断が示される平成24年1月16日以前の状況下において、懲戒処分案は、法令等に基づきとるべき手続きが適正にとられた上で処理されたと認識しております。

3、 本年の改訂版『江戸から東京へ』について
当組合が4月26日付都庁前配布ビラで指摘したマッカーサー証言の掲載の問題点については、5月4日付東京新聞の朝刊一面でも大きく取り上げられ、問題視されている。

@ この『江戸から東京へ』作成・配布に要した都民の税金額を明らかにされたい。

<回答 指導部高等学校教育指導課>
 1029万円である。

A 貴教委は、改訂版を出すにあたって「都民の意見を参考にした」とHPに記載しているが、その内容、数等、一覧表にして説明されたい。

<回答 指導部高等学校教育指導課>
 改訂版を編集するに当たり参考にしたものであり、その全てを一覧表にして説明する必要はない。

B 当該マ証言については、昨年夏に採択が行われた育鵬社の中学校歴史教科書でも、検定前の白表紙本の段階で記載したが、文科省から検定意見が付けられ、最終的に削除となった経緯がある。
貴教委はこの経緯を知っていたか、明らかにされたい。

<回答 指導部高等学校教育指導課>
 文部科学省の教科書検定について東京都教育委員会はコメントする立場にない。

C 文部科学省でさえ「教科書への記載は不適切」とする当該マ証言を掲載したものは「教科書としては不適切」であるから、都立高生に説明の上、直ちに回収されたい。

<回答 指導部高等学校教育指導課>
 回収する必要はない。

D 当該マ証言については、当組合上記ビラに明記したように、そのすぐ後に「those countries which furnished raw materials for their manufacture -- such countries as Malaya, Indonesia, the Philippines, and so on -- they, with the advantage of preparedness and surprise, seized all those bases」「マレー、インドネシア、フィリピンなど、日本での製造に必要な原料を提供する国を、日本は事前準備し奇襲の利点により握った」という発言が続いている。

 当該マ証言に続く、この発言を紹介しないのはなぜか、説明されたい。

<回答 指導部高等学校教育指導課>
 マッカーサー証言の主要部分を取り上げた。


※私事ですが、想定よりも両親(父91歳、母85歳)の状態は悪く、ため息です。ま、想定が「希望的観測」だったわけですけど、これからは月の半分は田舎で病院の送迎、料理・洗濯・掃除の家政婦さん生活をしなければならなさそうです。ミタさんまではいきません(笑)けど、けっこう家政婦さん生活も自信がつきました! 残りの土日は未だ現役労働者の弟妹が交代で帰って両親の面倒をみることに。

 私の祖父(父の父)は、理想的なPPK・・・ピンピンコロリ(笑)・・・でした。毎朝、近くの温泉に入った後、寺詣り(真宗門徒)するのが日課でしたが、95歳のある日、温泉を出た後、バタリと倒れ、救急車で運ばれ、翌日の未明、意識の無いまま逝きました。

 本人に苦痛は全く無かったと思います。前の日に母が作ったゼンザイを「うまい、うまい」と言いながら、驚くほど、よく食べたそうです。この世に心残りも全く無かったでしょう・・・ということで、近所で評判になり(笑)・・・「嘉戸屋のおじいさん(田舎は同姓が多いので、屋号で呼びます)は、自分で湯カンして死んなった。自分も家族も全く苦しい思いをしならんかった。嘉戸屋のおじいさんのように死にたい」と羨ましがられたのです。

 しかし、祖父の息子の父やら母の場合は、どうなりますやら・・・こればっかりは、神の領域(私は無神論者だったんですけど)・・・人生のエンディングの迎え方は自分の意志では決まりませんからねぇ・・・

 家では2歳半の天使ちゃんが人生の第一反抗期を迎え、何を言っても、先ず「ヤダのっっ」(笑)・・・と答えが返ってきて、セオリー道理に成長してくれています。「子ども叱るな、来た道じゃ。年寄り叱るな、行く道じゃ」という言葉を、しみじみと反芻する(笑)今日この頃です。