大高冤罪「暗黒裁判」&スカーフ・テストV 4/26 |
皆さま
本日、件名、第11回公判がありました。「裁判所前の男」と呼ばれた大高正二さんは、私の犯罪都教委&右翼都議など相手のたくさんの裁判の傍聴支援をしてくださっていました。それで、幾分の恩返し!? として、傍聴できる限りしたいと思っています。
本件裁判の詳細は、前回10回公判の傍聴記をご参照ください。http://www.masudamiyako.com/news/12/120228.html
本日は、上記傍聴記の裁判で最高裁判所診療所の篠原ひとみ医師が、あまりにもいい加減な証言をしたことに対して、大高さん側の露木医師の意見書提出が中心でした。この篠原医師を証人として呼ぶことについては最初からの裁判予定にはなかったのです。
大高さん側証人の露木医師の尋問で、検察が不利になったので、後出しジャンケンで検察が申請し、本来、順番が逆のこんな証人申請は裁判長が却下するべきものなのに採用した、というイワクつきのものでした。普通、検察側証人を尋問し、そして、被告人側が証人尋問しなければ、被告側は防御ができないではありませんか?
そこで、今回、防御の最低限の措置として、露木医師が、最高裁判所診療所の篠原医師の、あまりにもいい加減な証言に対して、意見書を書いてくれて、それを提出したのです。 大高さん側弁護士が、この意見書の要点を陳述しました。以下、その内容ですが、録音などは禁止されているため、私のメモと記憶に基づくものですので、完全に正確ではありません。 1、 カルテに基づかない「シンサツ」の信用性 大高さんの暴行傷害の被害者であるという裁判所職員S氏を「シンサツ」しながら、カルテを書かなかったという篠原医師は、本来、医師法第24条一項違反であり、診療記録に記載のないものには信用性がない。篠原医師自身、「厳密な意味では診療していない」と証言している。
2、 重篤な患者としては診察方法がなっていない
理由として篠原医師は「診療報酬」のことばかり主張している(※「S氏に、裁判所診療所と専門病院の二重に払わせたら気の毒だ」とか)が、重篤と判断しているとは思えない。本当にS氏が重篤と判断したなら、専門でない医師は救急車で専門病院に運ぶか、少なくともタクシーで行かせるものであるが、そんなこともしていない。
3、 専門病院に対し、電話を以て診療情報提供書に代えるなど、有り得ない
4、 血腫=コブの消失の矛盾
ところが、S氏が三田病院に行った時は「コブは無くなっていた」という。コブは内出血によるもので、通常は数日から1週間か10日以上は無くならない。それが、4時間後に吸収されて無くなっていることなど有り得ない。 篠原医師は、「腫れでなくムクミと言った方がいいかもしれない」とも証言したが、腫れとムクミは違い、打撲の時には腫れが無くてムクミだけあることは有り得ない。
5、 頸椎損傷という診断なら、重篤
6、 既往症を確認していない不自然さ 露木医師の意見書は、いちいち、本当に道理がありました。真実が明らかになることを嫌う人でなければ、誰もが納得できるでしょう。当然ですが、この意見書は、裁判長・多和田隆史さんも証拠「採用する」と言いました。ところが・・・
★被害者だと主張するS氏の「カルテは必要ない」と・・・
『そ〜んな、バッカなこと・・・、本当にS氏が大高さんに後頭部を殴られ、頸椎損傷したなら、カルテにそう書いてあるでしょ? 大高さんが本当に暴行傷害犯なら、そのS氏のカルテが、この上ない証拠でしょう?』と、のど元まで出かかったのですけど、グッと飲み込みました。少しでも言葉を発しようものなら、「退廷」と言われるに決まってますから・・・ でも、もちろん、大口弁護士が強硬なる異議を出してくださいました。 「裁判長、そもそも検察が、おかしいのです。Sさんが本当に暴行を受けたか、傷害が発生していたか、こちらがいわなくても、最初に三田病院のカルテを検察側が出すべきでしょう。それを検察が出さないなら、本来、裁判長が検察に出すように言うべきではありませんか?
ところが、この大口弁護士の、ごくごく当然の道理ある主張に対して、裁判長・多和田さんは
★法廷から拉致され、追い出される
私は、し〜らんぴっ(笑)・・・をしたんですけど、見張りが二人ばかり「そこの女性です」と大声で言い・・・もちろん、まん前の真ん中の席にいたんですから、裁判長・多和田さんも分かっていたくせに(笑)・・・「退廷っ」となりました。
警備職員が私の腕を掴んで、立ち上がらせるので、私の膝の上のバックと本とメモ帳は下に落ちます。拾おうとしたのですけど、「後で渡します」と言われ。そのまま、法廷外に拉致されました。そして、まぁ、なんて気持ちの悪い・・・思いだす打に吐き気がしますが・・・
警備職員の誰かがドサクサまぎれに私の後ろから私の両脇に手を入れグリグリとするのです。「気持ちワル〜〜、やめなさいよっ」と言って、両ヒジテツで防御しましたけど・・・あ〜・・・気持ち悪かった。そして、裁判長は確かに「退廷」と言ったのに、警備課長(たぶん)は「構外退去です」と言うのです。
★これは「暗黒裁判」!?
つまり、この法廷に裁判官は存在していない!? 「裁判官」席に座っているのは多和田「検事」さん!? そして、検察官席の検察官とツーカーで、大高さんを裁いている!? 本来、裁判官は物的証拠に基づいて真実を明らかにして、初めて「公正な判決」を書けるでしょう。ところが、この大高裁判の裁判長・多和田さんは、真実が明らかになっては困るらしいのです。なぜでしょうか?
大高さんが本当にS氏に暴行をして傷害を負わせたのか、南門の所の監視カメラの映像があるはずなので、真実を明らかにするために大高さんは「それを出せ」と要求しているますが「その時、監視カメラは無かった」という裁判所の主張を採用。大高さんが「南門の所で現場検証せよ」と要求しているのに「必要なし」と却下。そして、被害者だと主張する「S氏のカルテも必要なし」!?
つまりは、大高さんが暴行傷害犯だという物的証拠は何一つ、無い!? 有るのは被害者だと主張するS氏の口頭の弁、S氏のカルテも書かなかった最高裁判所診療所の医師の弁、S氏の裁判所職員同僚の弁・・・
これは、もう「暗黒裁判」としか言いようがないのでは? こんな裁判が民主主義の日本国憲法下で行われているのです。暗澹たる気持ちで、私は南門から追い出されました。
☆スカーフ・テストV 今回は、同じスカーフをバイアス折りにして、ヘアーバンドふうに頭に巻いて、裁判長・多和田さんの反応テスト!(笑い)・・・おやおや、これには無反応・・・つまりは、ヘアーバンドふうにスカーフを頭に巻くと、裁判長・多和田さんは御気に障らなかったみたいです。 いったい、違いは何かしら? |