都教育委員長&都教育長、真っ赤なウソをつく!11/11/17

皆様
 こんばんは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です!

 我が組合・東京都学校ユニオンでは、現在、東京都の教育委員たちの法外な月額報酬・・・委員約43万円、委員長約53万円、それも、月1〜2回の会議全欠席でも全額支払い・・・について、他の自治体でもやっているように日額制にするよう都教委に要求しています。なぜなら、下記のように、税金の無駄使いとしか言えない東京都の教育委員たちの仕事ぶりの実態があるからです。

@ その1・・・木村孟 東京都教育委員長の真っ赤なウソ
 教育長を除く教育委員5人のうち、最も欠席が多いのは竹花豊教育委員で10月の2回の教育委員会も全欠席です。10月27日の教育委員会定例会で、会議終了直後に傍聴者が「竹花委員はどうしたんですか」と聞くと、木村委員長は「欠席です」と述べ、さらに傍聴者が「なぜ欠席ですか」と聞くと「出張です」と述べました。そこで、私は出張命令簿の開示請求をして、本日、教育長を除く全教育委員の2010年4月1日〜11年10月31日までの出張命令簿を手に入れました。

 あれまぁ!? なんと、10月27日(木)に竹花委員は出張していません。もちろん、10月13日(木)定例委員会欠席の日も出張していません。木村委員長は、教育委員長として、傍聴者に真っ赤なウソをついたわけです。同委員長は、最近まで文科省の中央教育審議会の副会長でもありましたが、どういう道徳教育を主張されてきたのでしょうねぇ? 確かに、同委員は10月は5日「都庁で事務打ち合わせに1時間半」出張、7日は「教職員研修センターに8時間」出張、23日は「教育に日事業視察に5時間15分」出張しています。行き帰りは全部公用車(これは全ての委員に共通)使用。しかし、同委員は2月の、たった一度の定例会も欠席、8月の、たった一度の定例会も欠席で、この2月も8月も全く出張はありません。

 つまり、後述する9月8日の定例委員会で同委員は「あの記事の影響で、私自身は、多くの誤解を基にした問合せを受けておりまして、『竹花さん、一回も教育委員会に行かないで給料をもらっているのか』と言われておりまして、非常に迷惑しております。」と発言しています。しかし、2月と8月に関しては、「『一回も教育委員会に行かないで給料をもらっているのか」と言われておりまして』も、事実なのですから、「誤解」などでは全くなく正解(笑)なのです。それを、「非常に迷惑しております」などということは、道徳的に見て、いかがなものでございましょうねぇ?

A その2・・・大原正行 東京都教育長の真っ赤なウソ
 9月8日の定例教育委員会では、8月24日の毎日新聞夕刊に「東京都の教育委員は全欠席してもマルマル報酬が支払われている」という事実についての記事が掲載されたことに対して噴飯ものの言い訳がなされました。

都教委HPhttp://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/gijiroku/2314teirei.pdf

大原教育長曰く、
「教育委員会の業務ですが、単に教育委員会の定例会あるいは臨時会への出席に限られるものではありません。
 幾つか具体的に紹介させていただきますと、定例会や臨時会のほかに開催されます集中討議、知事との懇談、教育施策連絡会、一都九県教育委員会全員協議会、本日の議題にもありました「東京都教育の日」の事業の視察・出席、東日本大震災の被災地への視察・応援、表彰式、入学式、開校式、卒業式、周年行事への出席、校長・若手教員等との意見交換など極めて多岐にわたっております。(中略)つまり、委員の皆様には、常日頃から、24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えていただいております」

木村委員長曰く、
「 ありがとうございました。何か御意見がありますか。」

竹花委員曰く
「今、教育長からも御説明がありましたが、教育委員会の業務は、東京都教育委員会の責務として法令上書かれた事項について24時間続いているわけで(中略)会議に出席したことだけで教育委員会の責任が果たされているというものでは決してありません。(中略)あの記事の影響で、(後は前記)」

 大原教育長は「 委員の皆様には、常日頃から、24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えていただいております」と公開の教育委員会の場で明言したわけですが、それが事実なら都の教育委員たちの睡眠時間は1日0分で、そんなことは常識的判断力が有りさえすれば「あり得ないっ、真っ赤なウソだ」!?(笑)と断定できることですから、

この発言からは同教育長には常識的判断力も常備されていないことが明らかなのですが、それは今は言わないことにしましょう(笑)・・・以下の出張命令簿を見てください。

 前記竹花委員の10月5日の出張。「旅行時間:13時から14時30分まで」「旅行の経路:パナソニック(株)←→都庁」。同7日「7時から15時まで」「自宅→教職員研修センター→パナソニック(株)」・・・同委員はパナソニック(株)の役員もしています。つまり、ここから分かることは、同委員は10月5日13時までは港区のパナソニック(株)の建物内でパナソニック(株)の役員として仕事等をしていたわけでしょう。7日の15時以降はパナソニック(株)の役員としての仕事等をしていたわけでしょう。同委員は港区のパナソニック(株)の建物内で「常日頃から、24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えて」いたのでしょうかしらねぇ?(笑)そんなこと、有り得ないっ!

 木村委員長にしてもそうです。10年12月22日の出張は「旅行時間:13時0分から20時10分まで」「旅行先:アジュール竹芝」「旅行の経路:文部科学省→アジュール竹芝→自宅」となっています。つまり、この日、同委員長は13時までは文部科学省にいたのでしょう。同委員長は、その文部科学省内で「24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えて」いたのでしょうかしらねぇ?(笑) 同委員長は中央教育審議会の副会長として中教審会議に臨みながら「24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えて」いたのでしょうかしらねぇ?(笑)そんなこと、有り得ないっ!?

 にもかかわらず、そういう荒唐無稽な教育長の発言に対して「そんなことは有り得ません」ではなく、シャーシャーと「ありがとうございます」!?(笑)と答えられる人って、どんな道徳教育を施されてきたのでしょうねぇ?

 少し、横道にそれましたが、本題に戻りますと、大原教育長=東京都教育委員会事務局長は、もちろん、竹花委員がパナソニック(株)の役員であることは、よ〜〜っく、知っており、教育委員として出張する時も港区のパナソニック(株)会社に公用車で送り迎えしてることも、当然、よ〜〜っく、知っている、ということです。もちろん、同教育長は木村委員長が文部科学省の仕事をしていたことも、よ〜〜っく、知っており、内舘牧子委員がシナリオライターであり、横綱審議会委員をしていたこともよ〜〜っく、知っていたでしょう。瀬古利彦委員・・・彼の場合は教育委員としての出張に公用車でエスビー食品(株)に送り迎えしていることが多い・・・に関してもしかりです。

 結論に行きますと、同教育長は木村委員長や竹花委員をはじめとする委員らが、絶対に「常日頃から、24時間365日、教育委員として東京都の教育の改善・充実方策について考えて」いるわけはない! ということを知りながら、教育長として教育委員会という公の場で真っ赤ウソをついて恥ない人物である、ということです。どんな道徳教育を施されてきたのでしょうねぇ?


 公の場で、こういう真っ赤なウソをついて恥ない人物たちが東京都教育委員会を構成しているのですから、歴史偽造主義教科書であり、自国の憲法を敵視する扶桑社教科書やその後継の育鵬社教科書が大好きで、未来に生きる都の中学生たちに強制するのも、ムベなるかな・・・ではありますが・・・まぁ、石原慎太郎都知事が好みの人選をしたのですから、こうなるのも当然と言えば言えますが・・・ため息・・・