4月28日、「歴史偽造教科書を押し付けるな」都教委糾弾ビラまきにご参加を!11/4/26 |
皆様 <都教委は「歴史偽造」の教科書を生徒に押し付けるな!> ★都教委が中学生に押し付けている扶桑社歴史教科書は 都教委は教員・保護者の多くの反対を押し切って、現在、扶桑社歴史教科書を都立学校の中学生に押し付けています。この教科書は、日本の侵略戦争を「自衛の戦争」「アジア解放の戦争」と描き、明確に歴史事実に反して「歴史を偽り造る=歴史偽造」教科書として有名です。 国連・子どもの権利委員会は、2010年6月15日、日本政府に対する「最終報告」の中で、「日本の歴史教科書が、歴史的事件に関して日本の解釈のみを反映しているため、地域の他国の児童との相互理解を強化していないとの情報を懸念する」「公的に検定されている教科書が、アジア太平洋地域の歴史的事件に関して、バランスの取れた視点を反映することを確保するよう勧告する」としています。この「歴史教科書」が扶桑社、自由社のものであることは、「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝氏が公表しています(『史』2010.9.6)。 「日本の解釈のみ」「バランスの取れ」ない「視点」ということは「偏っている」ということです。実は扶桑社自身「右寄り過ぎ」と認め、今年から完全子会社の育鵬社から歴史教科書を出版します。しかし、文科省発表の検定資料から見る限りでも、出版社は別名になりましたが、その「国際的には恥をさらすことでしかない歴史認識」&「歴史偽造」は変わりません。 8月には各地の教育委員会で2012年度用の教科書採択がなされます。現行の扶桑社版とほとんど変わらない(「悪化」との指摘も)歴史教科書を、もう、これ以上、中学生に押し付けることは許されません! 教育委員は教科書採択に当たり、現場教員の声に耳を傾けよ! ☆増田教諭に対する不当「分限免職」処分(06.3.31)を撤回せよ! 一方、都教委は、増田教諭の個人情報を右翼都議に漏洩したことで「違法行為」と裁判所に断罪されながら、「違法行為」実行職員への処分要求も、謝罪要求も拒否し、扶桑社教科書の調査研究資料の誤りなど「あってはならないこと」(指導部長の都議会発言)をやりながら、平然としています。どちらが公務員不適格かは明白! |