10・28「『慰安婦』問題の解決を求める院内集会」報告10/11/1 |
遅くなりましたが、先日ご案内しました10月28日の「『慰安婦』問題の解決を求める院内集会」報告を転送します。 みなさま、 国会前通りには、風にぎんなんが落ちる季節になりました。 一昨日、私たちは以下の院内集会を行ないました。以下、ご報告です。 *************************************** 「慰安婦」問題の解決は未来をひらく ―もう待てない!政治の不作為を乗りこえよう― *************************************** 小雨もようでしたが、多くの皆さんのご参加を得て、良い集会になったとホッとしています。 参加議員は、8名(民主5人・社民2人・共産1名) 秘書は 8名(民主・民主会派6人・共産党1人・社民党1人) マスコミは、TBS・赤旗・朝日・ふぇみん、でした。 最初に、被害者の放置は新たな人権侵害を重ねることだという下関判決を想起し、これ以上の政治の不作為は許されないと、過去・現在・未来をテーマに会を進行しました。 あらましは、赤旗の記事を付けます。 2010年10月29日(金)「しんぶん赤旗」 軍が「慰安婦」管理 元日本軍軍属が証言 ________________________________ 日本軍による「慰安婦」管理は事実だ、と証言する松原勝さん=28日、衆院第2議員会館 この記事に補足すれば、彼は、部屋に集まった朝鮮人被害女性から、メイドとか食堂の雑役とかの仕事だとだまされて来たのだと涙ながらに訴えられたこと。彼も18歳からの2年間で、彼女たちも同じような年頃でした。また、たとえお金をもらったにしても、拒否すれば死ぬしかない人権侵害だったと強調されました。 ほか、詳しくは資料に入れた「図書新聞」(2010,8,7)を参照を。 歌人、松原さんの一首を紹介します。 「青春を奪い去られし慰安婦なり 重ねつつ視る金妍児の舞」 被害女性をキム・ヨナに重ねる、しなやかで強靭な想像力に感動しました。 また、フィリピンと韓国の最新映像も、それぞれに切迫した現状を突き付けて来ます。ただ、記事にプラスすれば、まだ、しっかりと残酷な被害事実を証言して、日本政府に強く、正義の回復を求める被害者の姿も映し出しており、記事にいう認知症になった被害者とともに、解決が焦眉の急であることを迫るものでした。 最後は、この事実が若者に伝えられ引き継がれる国と日本の若者は平等な関係を持てるか?と問題提起し、過去清算の問題から国際的な女性の人権、歴史認識、教育、世界平和運動に発展している、この問題の解決は、日本の未来をひらく重要な契機であるという提言でした。
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