都教委の「今後も違法行為・デタラメ、やりたい放題やる」!?という回答 10/4/13

皆様
 こんばんは。犯罪都教委&1.5悪都議と断固、闘う増田です!
 長くなりますが、本日の都教委要請の以下の回答を、先ずはそのまま、お読みください!



2、扶桑社歴史教科書採択問題について

@ 09年12月11日の要請書「2−@ア」における「なぜ、このようなデタラメきわまりない不適切な資料が作成されたのか、原因を調査の上、調査結果を説明されたい。」という質問への都教委指導部管理課の回答は「教科書調査研究資料については、法令等の手続きに基づき適正に行われた東京都教科用図書選定審議会から答申を受けたものです。」であった。しかし、本年2月19日の都議会文教委員会において、都議が同趣旨の質問をしたら高野指導部長は「01年資料のデータを削除し忘れていたため」と正対して答弁した。

ア、 なぜ、09年12月11日付都教委指導部管理課の回答と高野指導部長の回答が違うのか、理由を説明されたい。
<指導部管理課の回答>
 平成21年12月10日付で行った都教委指導部管理課の回答について、事実に相違はありません。

イ、 同部長は上記委員会において、これを「あってはならないこと」と答弁したが、このような「あってはならないこと」を行い、「信用失墜行為」を行った地公法違反職員、及びこの失態を見逃した職務怠慢の教育長・指導部長以下の関係職員に対し、懲戒処分を行うかどうか明らかにされたい
<総務部総務課の回答>
 処分については考えていません。東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しています。


A 同部長は上記委員会において「扶桑社教科書資料の誤りにいつ気がついたか」という都議の質問に対して「この請願(12月2日付)が出て初めて知った」と答えた。
しかし、去年9月末には、この誤りに気づいた一都民が都教委HPにある総務部教育情報課「あなたの声をお寄せ下さい  東京都教育委員会(教育庁)では、都民のみなさまから提言や苦情・要望を、メールで受け付けております。」に、この件について「苦情・要望」のメールを寄せている。

また、けしば誠一・杉並区議は去年11月区議会で、これを取り上げ、驚いた区教委が11月中に都教委指導部管理課長に連絡し、管理課長は区教委に確認文書を出している(けしば区議が確認)。

ア、教育情報課は、この都民からのメールをどのように処理したか、明らかにされたい。
<総務部教育情報課の回答>
 適正に処理しています。

イ、杉並区教委から都教委指導部管理課長への「あってはならない誤り」についての情報を、指導部管理課はどのように処理したか、明らかにされたい。
<指導部管理課の回答>
 東京都教育委員会は、その責任と権限において、各都立中高一貫教育校等の特色を踏まえ、主として各教科書を一覧にした教科書採択資料などを参考にして、各委員が総合的に検討を行ったうえで、各都立中高一貫教育校等に最も適している教科書を適正かつ公正に採択しています。

ウ、同部長が、本当に「請願(12月2日付)が出て初めて知った」のなら、都教委の情報管理=危機管理システムに問題があったことになるが、どこに問題があったのか、明らかにされたい。
<指導部管理課の回答>
 問題があるとは考えていません。

エ、同部長が知っていて虚偽答弁をしたなら大問題であり、忘れていたとしたら、このような記憶能力不足の指導部長不適格者を指導部長にしておいてはならないと考えられるが、見解を明らかにされたい。
<指導部管理課の回答>
 指導部長の議会での答弁に問題はありません。


3、増田教諭(当時)の個人情報を3人の都議に漏洩した件について

これは『違法行為』と 確定し、貴教委は、増田教諭(当時)の人権を侵害したと裁判所に認定されたのであるが、この東京都個人情報保護条例違反の違法行為及び地公法の守秘義務違反の信用失墜行為を犯した秦正博(注:現貴教委福利厚生部長)や近藤精一(元東京都教職員研修センター所長)らを処分するよう要請しても、貴教委は
「処分はしない」と明言し続けている。

この件に関し、前回12月11日要請において、伊藤教育情報課長は「一般的には地公法違反者は処分します」と回答した。なぜ、貴教委は、この増田教諭の個人情報漏洩という、都条例違反の違法行為や地公法の守秘義務違反の信用失墜行為を行ったものに関してだけは懲戒処分をしないのか、その「一般的」とはいえない「特殊な」理由について、明らかにされたい。

<総務部総務課の回答>
 東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しています。


4、元七生養護学校・金崎校長の教諭への降格処分が「裁量権乱用の」違法行為と確定した件について

この「違法行為」に関与した教育長・職員課長ら関係職員は、地公法の禁ずる信用失墜行為を行ったことが明らかであるが、この「違法行為」実行職員らに対する懲戒処分を行うかどうか、明らかにされたい。
<総務部総務課の回答>
 処分については考えていません。東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しています。




さて、皆様!
要請に行った「けんり総行動(代表・東京全労協議長 纐纈 朗)」一同は、この都教委回答のあまりの厚顔無恥ぶりに爆笑の連発!? 特に、「2−A−イ」に対する回答の読み上げを聞いて、私はてっきり笹川係長(伊藤課長は他用あり代理)が他の項目への回答を読み上げているのだ、と思い込み「笹川さん、あなた、読み上げている回答のところ、違うんじゃありません?」と思わず言ってしまいました。

だって、聞いているのは「杉並区教委からの情報を、指導部管理課はどのように処理したか?」です。その回答が「東京都教育委員会は、その責任と権限において、各都立中高一貫教育校等の特色を踏まえ、主として各教科書を一覧にした教科書採択資料などを参考にして、各委員が総合的に検討を行ったうえで、各都立中高一貫教育校等に最も適している教科書を適正かつ公正に採択しています。」って?????

 まぁ、絶対に正対した回答はできない! ということですね。それにしても「都教委指導部長が議会で『あってはならない誤り』と認めた情報が、なぜか、指導部等には伝わっていなかった、という情報管理の、たいへんな『あってはならない誤り』が明白になったのにもかかわらず「問題があるとは考えていません。」って・・・いったい、何を考えているんでしょう?

 しかもしかも、どんな違法行為が裁判で確定しても、平然と「東京都教育委員会は、法令等を遵守し教育行政を推進しています。」って?????
「あのねぇ、現に『違法行為を行った』と裁判で確定しているんでしょ? それで、なんで『東京都教育委員会は、法令等を遵守してます』っていえるわけ?」
「あのぉ・・・私は担当課の回答を伝えるだけですので・・・」

「なんで、こういう教科書調査のデタラメやった職員は処分しないわけ? 違法行為をやった職員は処分しないわけ?」
「あのぉ・・・私は担当課の回答を伝えるだけですので・・・」


 ここで、都教委のホンネ回答を中学生にも分かるように表現すると、以下のようになるでしょう。

「オレラーは、違法行為・デタラメ、やりたい放題やったって平気だもんねー」!?

「だって、処分権はオレラーが握ってるんだもんね。それをどのように使おうとオレラーの勝手・・・それって『裁量権』ちゅーんだぜー」!?

「この裁量権を好き勝手に使って、オレラーが大好きな扶桑社教科書を批判して教えた社会科教員を首にしたり、オレラーが大好きな『日の丸・君が代』に40秒の不起立をした教員には処分を出しまくるもんねー」

「そんでもって、たとえ最高裁判所で『違法行為』と確定したことがいっぱいあっても『東京都教育委員会は、法令等を遵守してます』と澄ましてりゃいいんだぜー」!?

「ドロボーさんに『自分を縛る縄をなえ』たって、やるわきゃねーだろ? それと、おんなじよー・・・だからぁ、これからも違法行為・デタラメ、やりたい放題やるぜー」!?

 実は私は胆石で手術入院し、昨日退院したばかりで、本日が社会復帰第一戦!? でした。足の筋肉が少々弱り、最初は都庁まで行くのにも、ちょっとヨタツイたりしましたが、たっぷり笑わせていただき、かつ、このような違法行為・デタラメやりたい放題の無法者に乗っ取られている都教委に対し、改めてファイティング・スピリットがモリモリと湧いてきました!