「扶桑社教科書問題」都議会審議要求の署名 09/12/7 |
皆様 件名請願を鎌田慧さんを代表者、自治市民’93の福士敬子都議を紹介議員として12月2日に提出しました。2月の都議会で審議される予定です。皆様のお知り合いに生活者ネットや民主党、共産党の都議がいらっしゃれば(自公都議は、やっぱ無理のような!?)ぜひ、追加の紹介議員になって下さるよう、働きかけていただけないでしょうか? また、「自筆署名」でないといけませんので(ネット署名はできません)、添付の追加署名用紙に署名を集めて送付先に送っていただけないでしょうか? 「教育委員会に対し教科書採択の真相究明のため再審議を求めることに関する請願」署名のお願い (理由) 数例を挙げれば、扶桑社教科書資料別紙2−1に載っている人物のうち、「日本武尊・弟橘姫」ら14人は来年度使用予定扶桑社教科書には載っていません。別紙2−2にいたっては01年度旧版の扶桑社教科書資料のコピーそのもので「刀剣・渡来文化」など22項目は来年度使用予定教科書には載っておらず、別紙2−3に載っている「平和維持活動(PKO)」など7項目は来年度使用予定教科書には載っていない有様です。つまり、この「教科書調査研究資料」は来年度使用予定の扶桑社教科書を実際には調査していない、と断定できるものです。 にもかかわらず、東京都教科用図書選定審議会委員たちも来年度使用予定教科書を見ていないからか、この資料の不適正さに気づかず、6月1日に「教科書調査研究資料は・・・適切であると認められるので、これらに基づいて東京都教育委員会は、教科書の適正な採択を行うこと」と答申しました。 「資料」の各中等学校の扶桑社歴史教科書は重要な観点別項目でも1位になった項目は全くなく、合計ポイントでも都立白ナテーェオ・学校附属中学校と練馬地区中高一貫6年制学校では5位、立川国際中等教育学校と武蔵高等学校附属中学校では4位、八王子地区中高一貫6年制学校の場合は3位、帝国書院も同じく3位となっています。さらに桜修館中等教育学校では2位、日本書籍新社も同じく2位でした。このように扶桑社教科書は、「教科書調査研究資料」によっても「最も適切な教科書」とは絶対にいえない結果になっているにもかかわらず、扶桑社歴史教科書に投票し採択してしまいました。 なぜ、このような適正を欠く教科書調査研究資料が作成されてしまったのか、なぜ、東京都教科用図書選定審議会委員はこの不適切な資料を見抜けなかったのか、また、なぜ当該資料によっても低位にあった当該教科書が採択されたのか、真相を究明する必要があります。したがって都におかれては、そのための再審議を行うよう求めるものです。 請願代表者 鎌田 慧 署名用紙(プリントして使ってください) |