30日、韓国アリランTV「和解と共存の道を捜す」放送 09/11/29

 以下の内容で、10月末に韓国のインターネットTVの取材を受けました。もちろん、この内容ですから取材対象は私だけではなく、GUNGUN裁判(イ・ヒジャさんたちを中心に靖国合祀拒否・戦後補償裁判)や、立命館宇治高校の歴史授業の取材もなさっていました。

 7ヶ国語の放送なのに、なぜか日本語がなくて残念ですけど、明日、30日に放送されるようですので(たぶん!?)、ご興味のある方にはご覧いただければ幸いです。




1.番組名:Arirang TV Documentary Arirang Prime

2.題名:『韓日併合100年、和解と共存の道を捜す(仮題)』

3.アリランTVのご紹介:
 すべて外国語で放送されるアリラン国際放送は、韓国を代表するグローバル放送として、全世界に TVと Radioを通じて韓国に対する国際社会の正しい理解増進及び世界の国々をもっと近くすることに力をつくしています。

 1997年、在韓外国人を対象にした国内ケーブルTVとして開国した Arirang TVは、以後アメリカ、ヨーロッパ及びアフリカを含む全世界のネットワークを完成し、2009年現在、188カ国約6,260万の視聴世帯に韓国の政治、経済、社会、文化など多様なコンテンツを提供しています。放送言語は英語をはじめ、7ヶ国語です。
 
URL: http://www.arirang.co.kr/index.asp

4.番組の放送予定:2009年11月30日

5.番組企画意図:
 2010年は韓日併合100年になる年です。一世紀が流れたが、日韓両国の根深い反目と葛藤は相変らず続いています。経済協力など両国が一緒にやっていくべきことが山積しているが、解くことのできない歴史問題が今もなお障害物になっています。これからは歪曲された過去を整理し、未来指向的なパートナーシップ関係を設定するための努力が求められる時期です。そのために、両国間の葛藤の根本的な原因及び、それによって発生した葛藤の現状を探ってみることで。真の「仲直り」と「平和」を図ることができる共存の方法を模索してみたいと思います。

6.番組の主要内容:
# 日韓の歴史問題 「事件日誌」
> 両国関係に急冷気流を作り出した主要事件の整理
> 葛藤の根本的原因の分析

# 韓国内の日本人、日本内の韓国人たちが感じる葛藤の実体
> 両国間の極端的な排他主義の反省

# 日韓市民団体など両国の葛藤解消努力
> 歪曲された歴史を正しく直し、和解の道を模索する動き
> 相対国の否定的なイメージを改善するために努力している人々

# 韓日、青少年交流キャンプ
> 子供世代まで伝わっている葛藤の溝を解決し、未来指向的な関係を模索する
ための青少年たちの活動
# ドイツ−フランス。ドイツ-ポーランドの共同歴史教科書の事例
# 日韓共同歴史教科書の編纂限りである共同歴史教科で編纂のための努力など


7.詳細取材内容

■労動者団結祭り & 解職教師 増田都子先生
(「韓日併合」100年平和ネットワークNGO 共同代表)
 日韓の歴史問題を正しく教え、右翼議員を批判したという理由で兔職された増田都子先生。現在、増田先生は兔職取り消し訴訟中であるが、裁判結果と関係なく、韓日間の歴史的和解のために尽力している。増田先生を通じて日本の中の良心の声を聞いて見る。