輿石東参議院会長の本音
日教組出身の輿石東民主党参議院議員会長が、先日、日教組大会で「政治を抜きに教育はない」と教員による、教育現場での政治教育を容認、推進すべしと言う驚くべき発言をした。
この発言は、教育基本法、教育公務員法などに抵触するのは明らかだが、次期政権を目指す民主党幹部が、教育に対して、このような不見識な見解を持っていることに驚愕する。
そもそも、日教組は、解説の必要がないくらいに、政治的に偏向した組合であることに名違いはない。過去発行されていた、「あたらしく教師になった人のために」と題するパンフレットには「社会科の教師の使命は、社会主義革命の担い手を育てることだ」と明記されていた。
槇枝委員長(当時)は、自民党の文教部会で、その点を指摘されると「書記局が作ったもので私は知らない」と、責任を回避したが、彼らの、国旗国歌反対、反天皇教育、歴史教科書における「つくる会」教科書反対闘争などを総覧すれば、どのような歴史観、国家観を持っているか容易に推測が出来ると言うものだ。
ちなみに、槙枝氏は、「世界で一番尊敬する人物は金日成」と述べ、北朝鮮から勲章をもらっている。
「日の丸の白は骨の色」「赤は血の色」と教え、紅白の幕も、紅白玉入れも日の丸に通じるから反対。教職員会議は議決機関だと言い張り、学校式典での国旗掲揚、国歌斉唱をめぐって、校長が自殺した事件も起きている。
「日の丸、君が代」は法的根拠がないと主張。法律が出来ると「内心の自由がある」と言い。自分たちが起立せず、処分されるとなると生徒を一方的な情報を生徒に与えることで生徒を扇動し、起立させないと言うおよそ教師とは言えない行動を取ってきたのが教職員組合だ。強制はいけないと教育を放置、だらしのない行為や格好も個性だと放置して来た。
何のことはない、学校における重要な柱である、生活指導と教務指導を放置して来たのが日教組である。そんな団体に「政治の自由」を与えたらどうなるか。益々、彼らは、学校現場を利用して自虐史観の植え付けに奔走することになる。輿石発言で日教組の本質が明らかになった。
政権を取る政党の党役員にこのような、時代錯誤の階級闘争思想を持つ人物を何故据えているか、多くの国民は疑問に思っているだろう。
多くの国民は、保守改革政党による、二大政党制を望んでいる。時代錯誤もいい加減にして欲しいものだ。
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