警察が在特会側に!?  緊急抗議文への賛同のお願い 09/9/27

以下、とても許せないことがおきています。締め切りは本日! なので、お忙しいでしょうが、ぜひ、ご賛同ください!

「在特会」の差別・排外主義という暴力に抗議した大谷牧師に対して、何のための任意出頭要請なのでしょうか? 東京では、在特会の暴力により負傷した女性が三鷹警察に被害届けを出しましたが、全く捜査もしていない状況のようです。いったい、警察は何を考えているのでしょうか? 逮捕すべき「市民の敵」は、どちらでしょうか?



釜ヶ崎医療連絡会議の大谷です。以下の抗議文に賛同していただける方を募っています。匿名でも構いませんので、よろしくお願いします。名前を公表しても構わないという方は、出来れば肩書きを添えて下さい。
第一次締め切りは9月27日となっています。緊急のお願いですがよろしくお願いします。
集約先は釜ヶ崎医療連絡会議iryouren@air.ocn.ne.jpかFAX06-6647-8278にお願いします。

以下転送歓迎です。



抗議文
愛知県東警察署署長殿

 私たちは、大谷隆夫さんに対する執拗な任意出頭要請に強く抗議します! 2009年9月6日(日)、13日(日)と大谷隆夫さんが、牧師としての働きを続けている日本基督教団摂津富田教会に対し、愛知県東警察署警備課(以下、愛知県警と略す)の警察署員より、執拗な任意出頭要請が電話によって続けられています。任意出頭要請の内容は、「在日特権を許さない市民の会(以下、在特会と略す)が、この5月2日に名古屋市で開催した集会を妨害した件について話しを聞きたい」というものでした。

 大谷隆夫さんは「そのような内容の任意出頭には到底応じられない」として、愛知県警からの任意出頭要請には、今の所、一切、応じていません。ところが、愛知県警は、9月19日付け配達証明付きの文書で任意出頭要> 請を行なって来ました。少なくとも、任意出頭の段階で、ここまでやる必要は全くないと私たちは考えます。

「朝鮮人は帰れ」等の発言を公然と繰り返す在特会の排外主義剥き出しの行動は放置し、一方でこれに異議を唱える者に対して警察権力を行使するなど許されるものではありません。大谷隆夫さんは、この20年近く、釜ヶ崎で野宿を余儀なくされている労働者や日雇い労働者の生命と人権を守る取り組みを続けています。

 今回、5月2日、大谷隆夫さんが、在特会の集会に抗議の意志表示を示したのは、在特会によってこの間展開されている在日外国人排斥の動きは、日雇い労働者や野宿労働者等、この日本の社会で弱い立場に置かれている全ての人々に向けられた動きだとも考え、当たり前の行動を行ったに過ぎません。

 最早、現代は、国境という垣根を取り払って、在日外国人であろうとなかろうと、共に生きて行ける社会の有り様が求められている時代です。こういった時代状況に全く逆行する在特会のこの間の一連の行動は、到底、容認出来るものではありません。

  大谷隆夫さんに対する執拗な任意出頭要請に改めて厳重に抗議すると共に、これ以上、大谷隆夫さんに対して、任意出頭要請を行なわない事を、強く申し入れます。

      2009年9月24日(木)   大谷隆夫さんの友人一同

【呼びかけ人】
小柳伸顕(日本基督教団牧師)
本田哲郎(カトリックフランシスコ会司祭)

【連絡先】
〒557−0002
 大阪市西成区太子2−1−2 釜ヶ崎医療連絡会議気付
  TEL/FAX 06−6647−8278