右翼のヘイトクライム・デモと抗議行動 09/4/12

 これまで、いろいろなMLで、埼玉県蕨市での昨日(11日)の民族差別排外主義の右翼たちによるカルデロン一家への誹謗中傷デモに対する抗議行動の呼びかけがありました。

参考サイト:「カルデロン・アラン・クルズに一家に在留特別許可を!」
http://blog.goo.ne.jp/izumibashilaw?sess=186e17f8bf7fc1fa818a0f20f40cae48

 私の組合仲間で難民支援活動などもしている友人が、この抗議行動に参加し、報告メールをくれました。転載許可を得ましたので、以下、ご紹介します。


<友人より>
 みなさん、本日は、蕨での抗議行動、本当にお疲れ様でした。とても、嬉しかったです。1時少し前、ツタヤの前に行ったら、難民支援で顔なじみの○○さん、○○さん、それに9条改憲阻止の会の○○さんなどにお会いし、ほっとしました。

 ビラ配布の後、みなさんとともに右翼民族排外主義者のデモの横を歩いて行ったのですが、途中、外国人の女性記者が黒い背広を着たデモ隊のメンバーにインタビューしているので、若気の至り(?)、ついつい「they are ugly  racists」と怒鳴ったのです。すると、連中は、掴みかからんばかりの勢いで、襲ってきました。警察が「まー、まー」と中に入ったため、難を免れました。

 ほっとしていると、先程の女性記者が、カメラマン、通訳を引き連れて、私にインタビューを求めてきました。フランスのTV・MONNDEの日韓担当の記者ナタリー・トゥレーという人でした。「このデモについてどう思うか」等々。日本の入管行政、難民行政のひどさについて、いろいろ話した上で、「連中は、フランスのルペンの国民戦線と同じだ」というと、よく分かったといった感じで、とても感謝されました。

 連中は、良心的な教員をいじめるのにも奮闘していると、増田都子さんのことを話すと、「わたしは、教育についても興味がある。フランスでも、アルジェリア問題と関連して、同じような問題が出てきているが、まだ首になるようなことはない」と、言っていました。これは、組合の力の違いが大きいのでしょう。増田さんの問題もインタビューしてくれるといいのですが。

 駅に戻って、誰かいたら、ビラまき、アピールでもと思ったのですが、駅には誰もおらず、少し疲れたこともあって、先に帰らしていただきました。駅前でじっくり訴えることができたらよかったなど、少し不満もありますが、この醜悪なレイシズムに、機敏に抗議の意思を(全世界に)示すことができたのですから、大いに誇りに思っていいでしょう。行動を呼びかけ、準備してくれた皆さんに感謝します。


<増田より>
 以下は、この民族排外主義デモを計画した右翼連中が投稿した内容です。お時間が有れば、URLをクリックして彼らの実態をご観察ください。

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●「民族差別排外主義右翼」連中のキャッチコピー
「左翼の妨害に負けないぞ!出発前集会【在特会国民大行進in蕨市】 弁士:桜井誠、西村修平、せと弘幸、村田春樹、有門大輔、黒田大輔。2009年4月11日(土)カルデロン問題の発祥地、埼玉県蕨市”犯罪外国人・犯罪助長メディアを許さない国民大行進in蕨市”行進前の集会の様子です。」

 この連中が以下のユーチューブに投稿している動画で、最初に喋っている小太りの男が桜井(偽名です)、次が西村で、その次が瀬戸、そして文京区民センターであった「日韓100年市民」ネットの「竹島・独島」学習会に、表面上は「集会ルール」を守りながら参加し、講師の方のお話を盗み録音(無断録音)したものをあとで勝手に歪曲捏造して「朝鮮人は嘘つきだからな」などと誹謗中傷する動画を流し続けている村田春樹は4分20秒あたりで喋っています。

http://www.youtube.com/watch?v=tR-eDmNVosc

 この顔を見れば、右翼3悪都議(土屋たかゆき・民主、田代ひろし・自民、古賀俊昭・自民)糾弾裁判に傍聴参加された皆様は、いつも西村修平とともに東京地裁前で3悪都議応援の合唱をやり「増田は北朝鮮へ帰れ」などとガナッテイタ(なんで、北朝鮮が出て来るんだか・・・)!? 村田を思い出されることでしょう。

 以下の動画へのコメントなどを見ますと、「類は友を呼ぶ」という格言の真理であることが分かります・・・「付けるクスリはないねぇ」という感じ・・・

http://www.youtube.com/watch?v=YI7CMSdfo84