都議には違法に個人情報を漏洩せよ!? 09/2/14

 昨日は、東京都議会に提出した「都保有個人情報を都議会議員に提供しない旨の決議を求めることに関する請願」が、文教委員会で「審議」されました。遠いところからも傍聴に駆けつけていただき、たいへん、ありがとうございました。

 呆れたことに(といって、現在の東京都議会議員のレベルでは当然!?)、東京都個人情報保護条例の規定から言って、ごく当然の、この請願の採択に賛成したのは、古館 和憲・共産党都議ただ一人で、たった5分!? で、以下の文教委員たちによって否決されてしまいました。

服部ゆくお・台東区選出(自)、大西さとる・足立区選出(民)、伊藤 興一・品川区選出(公)、吉原 修・町田市選出(自)、今村るか・町田市選出(民)、遠藤守・大田区選出(公)、早坂義弘・杉並区選出(自)、野上ゆきえ・練馬区選出(民)、谷村孝彦・北多摩第1選出(公)、村上英子・渋谷区選出(自)、初鹿明博・江戸川区選出(民)、古賀俊昭・日野市選出(自)=違法な個人情報漏洩を都教委職員に教唆扇動した人物

 つまり、上記都議たちは「行政は、都議が『寄こせ』といえば、違法に個人情報を漏洩せよ」!? と決議をあげたも同然なのです。これらの都議たちは、最高裁で「違法行為」と断罪された私・増田の個人情報を土屋たかゆき(民主)、古賀俊昭(自民)、田代ひろし(同)に漏洩した行為を「やっていいのだ」!? と主張しているわけです。

 東京都個人情報保護条例は、都議会議員たちによって定められたことになっているのですけど・・・こんなコンプライアンス(法令遵守精神)を欠落させた人物たちが、都議会議員などになっているのです。これらの都議たちを選出した都民の方には、ぜひ、自分たちが選んだ都議のテイタラクを知ってほしいものです。

★さて、16日(月)午後1時からの文教委員会(3F,第3委員会室)で、残りの2本、●違法行為を犯した都教委に謝罪させ、都民の税金で尻拭いした賠償金を違法行為実行者に払わせることを求める決議、●都教委職員に、この違法行為を犯すように教唆扇動した上記3人の都議に反省謝罪をさせるよう求める決議

 を都議会としてあげるようにルポライターの鎌田慧さんを筆頭者として請願したものが『審議』されます。ぜひ、これらのコンプライアンス欠落都議たち&コンプライアンス欠落都教委の実態を傍聴監視してください。