岡山の安東先生、分限免職取り消し判決! 09/1/30

 岡山の理科教員の安東啓治先生は「教員不適格」として分限免職されましたが、1月27日、岡山地裁で、『「教員の適格性を欠くとしても、地方公務員の適格性まで疑わせるものではない」。県教委が地方教育行政法を適用し、男性を教職から外し、他の教育機関に転職させる可能性を検討せず処分したのは「裁量権の乱用に当たる」』として、分限免職の取り消しを命じました。

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/01/27/2009012722130584000.html

 私は「右翼都議の侵略否定妄言&扶桑社歴史教科書」を「歴史偽造主義」と生徒に教えたことで都教委によって「公務員不適格」として「分限免職処分」という超!? 不当処分を受けたために、処分撤回裁判を闘っています。  そのために、岡山の安東啓治先生とも連帯してきました・・・といって遠距離のため応援メッセージを送るぐらいの「ほんの微力ながらの連帯」なんですけど・・・

 この判決は私の「免職撤回」の主張にとっても有利なものです! 都教委は、都条例に規定されている分限免職条件の『他の職への転任』など全くもって検討の「け」の字もなかったんですから・・・『検討するまでもなく不適格』!? って主張してました・・・

 さて、安東先生にしてみれば完全勝訴判決ではありませんが、岡山県教委の恣意的処分の違法性は明白になったわけで、県教委に控訴しないように働きかけるために、請願署名など始めることにしたそうです。

そこで、皆様、いつもお願いばかりで恐縮ですが、

 請願署名を集めるには時間がかかりますので、以下、岡山県教委教育長宛、「判決を受け入れ、違法な処分をしたことを認めて安東先生に謝罪し、控訴しないでください」というようなファックスを送っていただけないでしょうか。

岡山県教育長 門野八州雄様
        FAX 086(224)2135