都教委糾弾裁判&ビラまきにご参加を! 08/11/26
12月1日(月)13:10〜17:00まで東京地裁631号法廷で「不当免職取り消し」都教委糾弾裁判の教え子と私の証人尋問があります。ご都合の付く方は傍聴参加をお願いします!

 また、「首切り記念日」恒例!? の月末都教委糾弾ビラを11月28日(金)午前8時〜9時、都庁第二庁舎前でまきます。内容は以下です。ご都合のつく方は朝早くて恐縮ですが、ご参加をお願いします!


<<「侵略否定」発言の都議、それを擁護する都教委は田母神幕僚長と同罪      
       増田都子教諭への不正・不当、違法な分限免職を撤回せよ!>>

●古賀都議発言や扶桑社教科書は、田母神論文と五十歩百歩     
           それを批判した増田教諭の授業は全く正当で「適切」!

 増田教諭は社会科教員として「日本の侵略と植民地支配への反省」を掲げる政府見解(世界の常識!)にそった授業をしてきました。常識があれば、政府見解を否定する作文を発表して「不適切」と更迭された田母神・前空幕長と同じ見解に立ち、都議会で「侵略否定」発言をした古賀俊昭(自民党)妄言都議や扶桑社歴史教科書は当然、「歴史偽造」の「不適切」なもの、ということになるでしょう。

 ところが、その事実を千代田区立九段中学校の生徒に教えたことを「不適切」として、増田教諭は06年3月31日、都教委により「公務員としての資質に欠ける」と「分限免職」処分を受け、33年間の中学校教員の職を奪われました。

 世界の常識および政府見解に立てば、このような「侵略否定」妄言都議の言いなりになり(法廷で都教委側証人が証言)、増田教諭を免職し扶桑社教科書をゴリ押しに生徒に押し付けている都教委こそが、極度に「不適切」な対応をしたことは明らかです。田母神問題は、現在の都教委が「公務員不適格者」の群れに乗っ取られていることを証明したのです!


● 増田教諭が本当に「公務員不適格」か? 
              都教委は何も調べていなかった!?

以下、当時の都教委人事部職員課管理主事・橋爪昭男(分限免職を起案)、現在は豊島区立明豊中学校校長の証言の、ほんの一部です。

代理人「あなたは増田さんの『教育公務員としての職務の遂行』にいかなる支障があったか、生徒にどんな悪影響があったか、ということを具体的に調べましたか?」橋爪 「調べていません。全く調べようとは考えませんでした。」

代理人「一人の保護者以外の保護者からの苦情などを聞いたことがありますか?」
橋爪 「全く聞いていません」

代理人「生徒に学力をつけることは保護者や生徒から信頼されるために重要ですが、増田さんの生徒の社会科の学力に問題があったかどうか調べましたか?」
橋爪 「調べていません」

代理人「校務分掌などの学校の日常業務をきちんとやることは『職に必要な適格性』がなければできませんが、増田さんはやれていない、ということがありました       
    か?」
橋爪 「(ふて腐れ気味!?)きちんとやっていたのではないですか?」  

 とにかく、増田教諭が「本当に公務員不適格かどうか」必要な調査など全くしてはいなかったのです。それで「公務員不適格」と決め付けるほうこそ「公務員不適格」です。  

 増田教諭に対する、あまりにも不当な分限免職を撤回せよ!