ハルビン「731部隊」研究、国際シンポ 08/9/19

  ハルビンで行われる第4次「日本軍731部隊罪行」研究国際シンポジウムでアピールさせていただけることになり、明日、新潟空港から出発します。そこで、以下のように国際署名を集めることにしました。いろいろな方のご協力により、中国語・英語・ハングル&日本語の4ヶ国語の署名用紙となりました! お忙しいところ、翻訳していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 さて、「侵略否定」の妄言都議&扶桑社歴史教科書の歴史認識は「歴史偽造であり、国際的に恥をさらす歴史認識である」と事実を中学生に教えた東京の社会科教員が免職された、という事実を発表した時の、中・米・露・韓・蒙の歴史研究者・市民の方たちの反応が楽しみ!? です。

 21日に帰国します。


東京地方裁判所様
 日本の東京都の中学校の社会科教員である増田都子先生は、扶桑社の歴史教科書および侵略否定の妄言都議を「歴史偽造主義」と批判して生徒に教えるという、正しい歴史認識に基づく授業をしてきました。これに対し、東京都教育委員会は06年3月31日、増田先生を解雇しました。

 第4次「日本軍731部隊罪行」研究国際シンポジウムのために中国ハルビンに集まった私たち中国、韓国、ロシア、アメリカ、モンゴル、日本の研究者・市民は、増田先生の行動はアジア永遠の平和と正しい歴史教育にとって、正当なことであると評価します。そして、増田先生の不当解雇撤回・職場復帰を東京都教育委員会に要求します。

 東京地方裁判所におかれましては、ぜひ、公正に判断され、日本が過去に行った侵略を否定する誤った歴史認識を東京の中学生に押し付けようとしている東京都教育委員会の誤りを糾し、増田教諭不当免職の取り消しを東京都教育委員会に命じられますよう、お願い申し上げます。