都教委糾弾ビラまきにご協力を! 08/8/19

 「首切り記念」!? 月末恒例都教委糾弾ビラまきのご案内です。猛暑の中で、大変ですが、今月は8月28日(木)午前8時から9時まで都庁第二庁舎前で、添付の内容のビラまきを行います。もし、ご都合が付くようでしたら、ご参加ご協力をお願いします!

 ご都合の悪い方にも、情報として読んでおいていただければ嬉しいです。



<違法行為を繰り返す都教委よ、増田教諭の分限免職を撤回せよ!>

●最高裁で確定した都教委の違法行為、その1
07年7月20日最高裁により、東京都障害児学校労働組合が教育研究集会を行うにあたり都立王子養護学校校長に施設使用許可を申し出たことに対し、これを拒否したことを「不法行為」と断定し、「損害賠償金11万円」命令裁判決を支持し、確定。

都教委は都民の税金で、この違法行為の尻拭いの賠償金を東京都障害児学校労働組合に支払いましたが、謝罪は拒否。また、この「違法行為」を実行した校長について、当時の中村正彦教育長は「処分しない」と明言。

●最高裁で確定した都教委の違法行為、その2
 本年6月10日、元千代田区立九段中社会科教諭・増田都子さんの個人情報を都教委が土屋たかゆき、古賀俊昭、田代ひろしの3人の右翼都議に漏えいしたことにより、増田さんが都個人情報保護条例違反で告発していた裁判について、最高裁は都教委の上告を却下し「都教委の違法行為」による「賠償金22万円の支払い」命令が確定。

 先日、この額に5%の法定利子を加えた約27万円が増田さんに支払われましたが、これも都民の税金です。しかし、この明白な違法行為についても都教委は謝罪を拒否。「当時の教育長以下の関係者にさかのぼって処分せよ(彼らの在職時から伊沢けい子都議に、都議会で違法性を指摘されていました)」という要求も「しません」と拒否。

●これが「違法行為」でない!? と強弁
大分県の教員選考における不正は有名ですが、都教委も、結果を公表前に知らせる事前通知を「教員については部課長級職員6名が都議、国会議員、国会議員秘書に、管理職については部課長級職員2名が都議に、発表時刻の約1時間程度前から連絡していた」のです(都教委発表)。

それでも都教委は「不正はなかった」と強弁・・・事前に「この受験生をよろしく!(合格させて)」という働きかけが、都議、国会議員、国会議員秘書からなかったならば、なぜ、公表前に彼らに「連絡」するのでしょうか? これで「不正はなかった」と!?

● 何の違法行為も犯していない増田教諭の免職を撤回せよ!
増田教諭は、扶桑社も「右より過ぎ」ダメ教科書と認めた歴史教科書、及び都議・古賀俊昭(自民)の都議会での侵略否定の妄言を批判して生徒に教えたことで「公務員不適格」と「分限免職」されました。違法行為・不正を繰り返す都教委の最大の違法行為・不正です。直ちに、この増田教諭不当免職を撤回すべし!


裁判傍聴を! 不当免職撤回裁判
9月8日(月)13:30〜17時  東京地裁631号法廷(教委側、証人尋問)