「違法行為」奨励教育長の優雅な現在!? 08/6/16

 6月10日、「都教委による、組織を挙げた増田個人情報漏洩は違法行為であった」と最高裁で確定しました。分別があれば中学生にだって違法行為だと分かる、この行為を、当時の横山洋吉教育長は04年9月29日の都議会本会議で伊沢けい子都議(市民の党・三鷹市選出)の追及を受けて「適法だ」と強弁しました。当然、その後も、私の(だけでなく、他の教員のも)個人情報の漏洩という違法行為「非違行為」を続けました。

 05年8月31日の産経新聞朝刊に、その日の午後まで当事者の私はもちろん九段中校長さえ知らなかった、九段中教諭である私の「9月1日からの長期研修」が載っていたのですから・・・「なお、都教委はこの教諭に長期研修を命ずる予定」と・・・つまり、横山教育長による違法行為を「適法」とするお墨付けを受けて、都教委の誰か(人事部職員課長以外には考えられませんけどね)が、「違法」に私の個人情報を産経新聞(あるいは3悪都議に漏洩し、産経記者に渡ったか?)に漏洩していたわけです。

 このようにコンプライアンス精神の欠落した「違法行為」教育長・「不適格公務員」教育長の下、400人以上のまじめな教員を「国旗・国歌」強制に反対したことをもって「非違行為」を犯したと大量処分し、板橋高校卒業式で何の違法行為もしていない藤田勝久さんをデッチ上げで刑事被告人にし、私が扶桑社歴史教科書・古賀の「侵略否定」記載や発言は「歴史偽造」と事実を教えたことをもって「非違行為」として「公務員不適格」と誹謗中傷し分限免職(クビ)にしたわけでした。

 この歴代の都の教育長の中でもサイテーの「違法行為」奨励教育長だった横山洋吉サン、コンプライアンス精神の欠落していた男が、現在、何をしているか教えてくださる方がありました。なんとまぁ・・・昨年7月から「東京信用保証協会」の理事長サマに天下りしていらっしゃったのでございます。黒塗りの運転手付きで送迎され、秘書つきで優雅に東京信用保証協会の「理事長の椅子」に座り、さぞかし高給を食んでいらっしゃるのでしょう。

 同協会のHPには以下のようにありました。

「当協会は、公共的使命と社会的責任を果たし、社会からの揺るぎない信頼の確立を図るため、コンプライアンスの実践に役職員一丸となって、積極的に取り組んでおります。
 これを実践していくために、基本方針として『東京信用保証協会倫理憲章』を制定し、役職員の行動の指針として『行動基準」を策定しております。・・・あらゆる法令やルールを遵守し、社会的規範にもとることのない誠実かつ公正な事業活動を展開する」!?

 まさに喜劇!? コンプライアンス精神が欠落し、法令やルールを破り、社会的規範にもとる不誠実かつ不公正な「事業活動」を行ってきた横山洋吉「理事長」の下で、「コンプライアンスの実践に役職員一丸となって、積極的に取り組んで」「あらゆる法令やルールを遵守し、社会的規範にもとることのない誠実かつ公正な事業活動を展開する」ことが可能でありましょうや???