「不当免職」取り消し裁判、傍聴参加お礼&確定証人 08/5/20

 昨日の『都教委糾弾、不当免職取り消し』裁判には、平日の午前中にもかかわらず、多数の方に傍聴参加いただき、たいへん、ありがとうございました。裁判は、書面の交換もほぼ終わり、いよいよ「尋問する証人を誰にするか」という段階になりました。

 確定しているのは、双方が申請している当時の九段中校長と、当時の研修センター指導主事で「増田への人権侵害研修」担当者であった種村明頼です。種村は拙著『たたかう! 社会科教師』(社会批評社)では『姉村』としてご紹介している男です。私の「人権侵害研修」に活躍した成果!? か、06年4月1日から出世!? して、杉並区教委指導室長となり、すぐさま校長を集めて「社会科教員に扶桑社教科書を批判させてはならない」と「指導」した男です。

 現在、杉並区教委は組織改革により「指導室」はなくなり、種村は杉並区教委・教育人事企画課の課長という地位にあるとか・・・気に入らない教員を異動させるようなデタラメ企画の教員「人事」を行っていないか心配です。都教委によれば、この男によって「原告(増田)の研修態度、研修成果等について立証する」そうですけど、この男の尋問は楽しみ!? です。私の方は、「不当免職」決定・教育長の中村正彦も証人申請しているのですが、都教委は「必要ない」と抵抗しています。

 ということで、次回は、7月10日(木)午前11時半、705号法廷です。ここで正式に誰を尋問するか決定するでしょう。ご都合が付きましたら、どうぞ、傍聴参加をお願いします。