不当首切り2周年!? 都教委糾弾ビラまきにご協力を! 08/3/26

 3月31日(月)、午前8時〜9時、都庁第二庁舎前で、恒例1ヶ月1回、月末の件名ビラまきを行います。内容は以下です。当日は、卒業式での「日の丸・君が代、不起立」者に対する処分発令が予定されており、たいへんな一日になりそうですが、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加・ご協力をお願いします!

<不当首切り2周年、都教委は増田教諭の免職処分撤回を!>

●真実を教えた増田教諭を解雇したのは都教委の不法行為だ!

 ちょうど2年前の本日3月31日、都教委は職員を千葉県にある増田都子教諭の自宅まで出張させました。その職員の仕事は「分限免職」という文書を、教諭宅の郵便ポストに突っ込むことでした。

 理由は、増田教諭が千代田区立九段中学校の社会科教員として、扶桑社の歴史教科書が「日本の侵略」を「自存自衛」と歴史を偽造している事実と、右翼都議・古賀俊昭の都議会議事録に載った「侵略否定発言」の歴史偽造の事実を生徒に教えたことが「誹謗中傷で信用失墜行為」ということでした。授業を奪われ、強制収容所で「反省」を強要され、拒否したら「公務員不適格」と誹謗中傷され「免職」というのです。これが、全く都教委による裁量権の乱用であり「不法行為」であることは、常識的判断力の持ち主には明白です。

 教員は真実を生徒に教えることが仕事です。扶桑社自身が「右より過ぎ」偏向教科書で、もう発行しないと決めた、そんな教科書を、さらに、今年度からの中高一貫校に「もっとも良い教科書」などと採択を強行した都教委こそ、「公務員不適格」者の群れに乗っ取られていると言って過言ではありません。

●中村教育長、「不法行為」確定に、全く、反省なし!?

 本年2月28日、伊沢けい子都議(市民の党・三鷹市選出)が都議会一般質問において、中村正彦校長を追及しました。ところが、都障労組に対して研修会場を貸さないというイヤガラセが最高裁で「不法行為」と確定した校長についての回答は「敗訴が確定したのはきわめて残念」!? ・・・今もって「不法行為」と認識することができないのです。すなわち、全く「反省」の二文字はありません。そして、「不法行為」実行者の校長は「処分しない」と回答するのです。これほど、中村教育長以下の都教委幹部の「公務員不適格」性を示すものはなく、彼らこそ免職に値します。

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☆平和教育を破壊する石原都政と都教委に対して、たった一人でたたかう中学教師の奮戦記!
☆この、戦後初めての教師に対する教育権の弾圧に抗議して、作家の辻井喬氏、ルポライターの鎌田慧氏が推薦文を寄せられる。