都教委糾弾ビラまき&都庁記者クラブ記者会見 08/2/27

 恒例の一ヶ月1回首切り記念日!?「都教委糾弾」ビラまきを、今月は29日(金)午前8時〜9時、都庁第二庁舎前で行います。以下はビラの一部です。まだ寒く朝早いのですが、ご都合のつく方はご協力を、お願いします!

 また、当日午前11時から、都庁記者クラブで、伊沢けい子都議とともに「都教委の不法行為の数々」について記者会見を行いますので、こちらも、ご都合のつく方はご参加ください。 


<都教委は「法令等を忠実に遵守」せよ!
  最大の不法行為・増田教諭免職の撤回を!>

●都教委の「不法行為」の数々
 最高裁で不法行為が確定し都民の税金123,787円で賠償金の尻拭いをした都障労組事件、同じく最高裁で不法行為が確定した給与返還訴訟事件、東京高裁で不法行為と断じられた増田都子教諭の個人情報漏えい事件、東京地裁で10・23通達を「違憲・違法」と断じた難波判決、同裁で日の丸・不起立教員の嘱託採用拒否は「不法行為」と断じた中西判決・・・こんなに不法行為=コンプライアンス(法令遵守)精神を欠落させた教育委員会は都教委以外のどこにもない。
 
 このように自らは不法行為の数々を行いながら、中村正彦教育長は去年6月27日付、11月27日付けと2回も「教職員の服務の厳正について」という通知を出し、教職員に対しては「法令等を忠実に遵守しなければならない」などと書いているとは、お笑い!? である。まず、隗より始めよ!?

●増田都子教諭の「分限免職」は最大の不法行為だ!
 06年3月31日付け千代田区立九段中学社会科教員、増田さんに対する分限免職処分は、その手続きからして異常・違法づくめであり、理由たるや不合理きわまりない。教育長をはじめとする都教委幹部の公務員としての適格性を疑わざるをえない。文教委員会で日本の侵略を否定した都議・古賀俊昭の発言、扶桑社の教科書を批判した「文言」が教材プリントにあったことが「不適切」というのだが、「不適切」なのは、まさに古賀発言や扶桑社教科書である。これらが問題なのは、まさに教育にとって一番大切なことである真実を歪めていることだ。都教委にいくらかでも良識があるのなら、告発すべきは、この真実を歪め、教育に重大な悪影響を与える古賀発言や扶桑社の教科書のほうである。  

  ところが、都教委は、真実を教えた増田教諭を、「不適切」とか「公務員の資質を欠く」などと、教壇から排除した。この処分は、まさに憲法の定める思想・表現の自由に対する侵害であり、「権力による教育内容への介入」を禁じた1947年教育基本法十条違反の「不法行為」以外のなにものでもない。都教委は、この「不法」処分を撤回し、増田教諭を教壇に戻すべし!