「歴史偽造を許すな!南京大虐殺70周年集会」に、ご参加を! 07/11/9

 一ヵ月後ですので、ちょっと早いですけど、東京都学校ユニオンでは件名集会を計画しました。ぜひ、ご都合をつけてご参加ください。



歴史偽造を許すな! 南京大虐殺70周年

 増田さん、田畑さんを職場にもどせ! 12.16集会にご参加を! 

 この9月29日には、11万人の沖縄県民が高校教科書における日本軍による集団自決の強制の叙述の削除に抗議しました。政府はただちに検定意見を撤回した上で謝罪し、日本軍による強制の事実の記述を復活すべきです。

 政府・文部科学省、自民党等々による教育への悪辣(あくらつ)な介入は、これにとどまりません。従軍慰安婦、南京虐殺等々などの記述を削除したり、ぼかしたりしただけでなく、明治以来の日本が行った戦争を「自存自衛の戦争」と讃美して、その侵略的な性格を否定する「つくる会」(扶桑社)の歴史教科書を検定でパスさせ、石原都知事らを旗振りに、学校現場に押しつけようとして、全国の教員・市民・労働者の怒りを買っています。 

「日の丸」、「君が代」を強制し、教員の授業内容にまで干渉し、教育委員会の意に添わない教員を職場から排除する動きは、教育委員会の意にそぐわない教員を職場から排除する動きね10年ほど前から強まりましたが、教育基本法改悪によって、この動きは一段と加速されています。

 扶桑社の歴史教科書と「日本は、いつどこを侵略したのか」という古賀都議発言を「歴史偽造主義」と批判して都教委から分限免職処分を受けた増田都子さん、文化祭での生徒達の南京事件についてのパネル展示を妨害するなどの校長の横暴を批判したことが原因で都教委から再雇用を拒否された田畑和子さんは、その典型的な被害者、犠牲者です。
 
 今年は、1937年の日中戦争の開始以後、大勢の民衆・女性・こどもたちが日本軍によって虐殺され、辱められた南京大虐殺事件から、ちょうど70周年にあたります。「憲法改正」が公然と叫ばれ、教育への国家主義的統制が強まるいま、私たちは改めて歴史の真実をふりかえり、ともに、この歴史の歯車を逆回転させる動きに反撃しなくてはなりません。

 私たちは、こうした想いから、頭書の集会の開催を計画しました。ぜひとも大勢の労働者・市民のみなさんが参加されるように、訴えます。

●内容  映画『侵略』(森正孝さん製作)上映、講演『君は南京大虐殺を知っているか』、津田道夫さん。増田さん、田畑さんの報告、討論など。(津田道夫さんの著作『南京大虐殺と日本人の精神構造』、『侵略戦争と性暴力』いずれも社会評論社)

とき  12月16日(日) 午後1時〜4時半
ところ 豊島勤労福祉会館(池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分、消防署となり)

資料代 500円

主催 東京都学校ユニオン 連絡先 03−3460−0058