3悪都議糾弾裁判報告 07/8/2

 こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と、断固、闘う増田です! 本日は、お忙しいところ、大勢の方に「3悪都議糾弾」裁判控訴審第1回口頭弁論にご参加いただき、たいへん、ありがとうございました。ただ、フツウは20分前に傍聴券抽選締め切りなのに、今日はなぜか、30分前の12:45に締め切られてしまい、私の側の参加者は真面目な勤労者が多いため、傍聴券争奪戦に加われない方が多数出て残念でした。

 しかし、3悪都議(土屋たかゆき・民主、古賀俊昭・自民、田代ひろし・同)は、第1審で敗訴(一部ですが)しているものですから、必死です。今までになく右翼を動員して、裁判所前で、子分に日の丸を振らせながら、大音量のマイクで、私・増田への誹謗中傷宣伝を繰り広げるのです。連中が、あそこまで汚いキバを剥き出しにしなければならないほど、われわれは連中を追い込んでいるんですね! 自信を持っていいかな!?

 それで、私たちも「3悪都議&都教委糾弾」ビラをまいていたのですが、わざわざ、ビラをまいている私のそばに近づいて、そのスピーカーを向けて鼓膜が破れそうな音量で誹謗中傷するのです。いわく「北朝鮮へ帰れ」!? だの「増田は生徒の人権を侵害した」だなんて・・・都議・土屋たかゆきの方こそ「増田の人権を侵害した」と最高裁で確定(03年5月30日付)しているのですけど・・・

 「増田にイジメラレて生徒が自殺した」!? なんぞと、全くすぐ分かる完全なデマまで、がなりたてるのには呆れるばかりです。勝手に、死んでもいない生徒を殺したり!? 「この生徒の両親が米国籍」だなんてデマまで。母親は日本人で米国籍は取ってないのに、勝手に米国人にしたり・・・とにかく、全てが、この調子で馬鹿馬鹿しい限りです。こんな○○丸出しの連中には、フツウの判断力があれば恥ずかしくて近づけないと思うんですが、ま、そこが3悪都議です。土屋や古賀は(田代は遅れてきて裁判所前にはいませんでした)、こんな暴力団のような連中と一緒になってマイクで私を誹謗中傷して大喜びしてました。

 法廷では、先日の陳述書通りに私が5分陳述し、3悪側は古賀が一生懸命、連中の論理を展開しましたが、私のことを「異常だ」とか「特異だ」とか、「生徒が増田のプリントのせいで精神障害になって不登校になった」などと言うのには呆れました。「この生徒は精神障害、精神障害」と連発するのには、全くどこまでも(ここ10年!?)、この連中のダシにされつくされる可哀そうな元生徒に同情を禁じえませんでした。この生徒が「増田のプリントのせいで精神障害になった」などという診断書は一通だって出たことはありませんけど・・・

 さて、さて、控訴審の裁判官は、公正な判断をしていただけるでしょうか? 精神科医として数々の裁判にかかわってこられた野田正彰教授を、私の側は証人申請しています。ぜひ、採用してほしいのですが・・・

 日の丸を振る男の横で増田への誹謗中傷宣伝をしている土屋の写真を撮り、もう一枚、3悪都議を支援している男女をとりました。土屋の左側に山梨学院大学教授の宮塚利雄とかいう北朝鮮攻撃に精を出している男で、けっこうテレビに出ている男と、土屋の右側に自称「のまりん」こと平塚市立大野中学校の音楽専科の右翼教員として有名な!? 野牧雅子(七生の性教育攻撃事件でも精を出してました)です。これと夫婦なんだそうです。

 次回は、10月11日(木)14:00〜810号法廷です。30分前には傍聴抽選になりますので、どうぞ、間に合うようにおいでください。


東京都学校ユニオンの真崎と申します。昨日の増田さんの報告に追加させていだきます。

 私たちは、いつもの通り平穏な宣伝活動をしていただけなのです。ビラ配布とマイクによる宣伝を始めて、15分くらいたったところでしょうか。「教育正常化・・・」という横断幕を掲げ、増田さんを誹謗・中傷する2、3枚のポスターを掲げた連中が現れ、性能のいいハンドマイクで、われわれのマイクからわずか20メートルの距離で、われわれのほうに向けて、怒鳴り出したのです。

 内容は、まことに品性下劣。「増田、増田都子」と、「氏」も「さん」もない呼び捨てで、「日本がいやなら、北朝鮮へ帰れ」、「もらった給料を全部返せ」等々。しかも、裁判所の入り口近くにいた増田さんを取り囲むようにして、耳元で怒鳴り、ハンドマイクでなぐりかかるようなそぶりさえしたのです。

 私たちも、ハンドマイクで彼らの蛮行を告発したのですが、何せ小型のマイクで、しかも電池もいくらか切れ気味で、近くの人たちにしかよく聞こえなかったようです。しかし、彼らの蛮行は、私たちと並んでビラをまいていた国民救援会の人たちの怒りも買いました。当初救援会の人たちは、彼らも「学校ユニオンの仲間」と思ったらしいのですが、彼らのあまりにひどい言動に、われわれに加勢してくれました。彼らの写真をたくさんとってくれ、マイクを私たちが中断すると、すかさずかけつけてきて、「反論を続けたほうがいいですよ」と、応援してくれました。

 私たちの目の前で行なわれたことは、200年7月1日に、土屋たかゆきが増田さんの生徒や保護者の通る北千住駅頭で行なったこと(名誉毀損の人権侵害と最高裁で確定)と本質的に同じです。公衆の面前で、個人の名前を呼びすてにし、罵倒することだけでも、個人の名誉や人格を著しく傷つける「違法行為」、「犯罪行為」です。それなのに、彼らは、それにとどまらず、「増田は北朝鮮の独裁者を支持している」、「生徒を自殺に追い込んだ」等々のデマコギーを何度も何度も繰り返して恥じるところがないのです。

 しかも、土屋は、この野蛮なアジテーション、脅迫行為が終わったあとに、すぐにマイクをとって、支持者への挨拶までやって、彼らの労をねぎらってさえいるのです。彼自身がこの蛮行の一員であることを、自ら証明してくれたのです。青いしゃれた背広の古賀、黒い背広の土屋、それぞれスマートな「良識」の持ち主を装っていますが、「隠すよりあらわるるはなし」、自分たちの野蛮で愚劣な本性を自ら暴露してくれているというわけです。
 神経、正常な感覚が麻痺しているのは、辞職せざるを得なかった赤城やら居座っている柳沢だけではありません。

 彼らは「脅かせば、増田の支持者たちは萎縮する」と考えたようです。しかし、彼らはまたもや、こんな愚行を演じることで自分たちの「権威」をますます失墜させただけです。

 次回には、彼らの動員を上回る傍聴者で、彼らをさらに圧倒したいものです。彼らのやり口は、「アカ」、「ユダヤ人」と誹謗・中傷し、暴力で少しでも反体制的な人々を迫害したかのヒトラーやその突撃隊のやり口と何一つ変わるところがありません。私たちは、こんな蛮行に断じて負けることはできません。和久田弁護士も言っていたように、この裁判は、「右翼と左翼」、軍国主義・ファシズムの勢力と平和・民主主義の勢力との激烈な対立の先鋭な現れです。