29日の都教委糾弾ビラまきにご協力を! 07/6/28

 首切り記念日(3月31日)!? 恒例の月末「月1回」件名ビラまきを、今月は明日の29日(金)午前8時〜9時まで、都庁第二庁社前で行いますので、ご都合のつきます方は、ぜひ、ご参加をお願いします!!
 この日は、『(日の君・不起立)根津さん、河原井さんを解雇させない会』もビラ撒き予定だそうで、二庁前は、たいへん、にぎやかになりそうです。なお、第5回弁論は「中止」になったそうです!>
 以下、ビラの反面をご紹介します!


<不法行為を犯した都教委は、増田教諭免職を撤回せよ!!>
◎法令遵守・コンプライアンス精神なき都教委!

本年2月14日、都教委が土屋たかゆき・田代ひろし・古賀俊昭の3極右都議に対し違法に増田都子教諭の個人情報を漏洩していた裁判で、東京高等裁判所は、明確に「都教委の不法行為」と断罪しました。しかし、都教委は中学生にさえ分別があれば理解容易なこの「不法行為」を、なお「不法行為」と認めず上告さえする、という厚顔無恥さです。

それでいて、扶桑社教科書&右翼都議・古賀の「侵略否定」発言・記述は「歴史偽造」であると事実を生徒たちに教えた増田都子教諭(当時・千代田区立九段中学校)を「公務員不適格」として分限免職するなど、不法行為以外のなにものでもありません。都教委は不法行為を犯したことを認めて謝罪し、すぐ、免職処分を撤回すべし!

◎扶桑社が認めた「右より過ぎ」教科書をなおも「最も適切」と居直る都教委!

6月20日、東京都学校ユニオンは都教委要請を行い、その中で以下の質問をし、つぎのような回答を得ました。



●質問
 本年5月31日付「「新しい歴史教科書をつくる会」会長声明(「つくる会」HPで公開中)によれば、扶桑社歴史教科書について【2月に扶桑社から受け取った回答は、従来のつくる会との関係を解消するというものでした。その後の調査で、その理由は「現行の『新しい歴史教科書』に対する各地の教育委員会の評価は低く、内容が右寄り過ぎて採択が取れないから」・・・(以下、略)とのことです。

 版元の扶桑社自身が現行の扶桑社「つくる会」教科書(扶桑社版)はダメな教科書だと主張していることに対し、これを「子どもたちにとって一番良い教科書」(横山洋吉・教育長、当時)と採択をゴリ押しした貴教委の見解を明らかにされたい。

●都教委指導部管理課・回答
 東京都教育委員会は、今後とも採択権者としての権限と責任において、都立学校で使用する教科書として最も適切な教科書を適正かつ公正に採択していく。


このように、扶桑社自身が「各地の教育委員会の評価は低く、内容が右寄り過ぎて採択が取れない」と認定した扶桑社「つくる会」教科書を、都教委は、なお「都立学校で使用する教科書として最も適切な教科書」と強弁して恥じず、「今後とも」こんな教科書を「採択していく」と居直っています! 「公務員不適格」なのは、こんな都教委と増田教諭のどちらでしょう?