扶桑社が「つくる会」教科書を「右より」偏向教科書と認める!? 07/6/8

 「つくる会」が再分裂し、会長となった藤岡信勝がHP上に、扶桑社から絶縁を申し渡された理由として、「つくる会」教科書は「各地の教育委員会の評価は低く、内容が右寄り過ぎて採択が取れない」と明記していることが明らかになりました!(5月31日付声明) 扶桑社自身が扶桑社「作る会」教科書は「右より過ぎ」偏向ダメ教科書! と認識していることを暴露してしまいました!
参考:新しい歴史教科書をつくる会「Webニュース」

 そこで、6月20日「けんり総行動」の一環として「15:15〜都教委要請」を予定していますので、さっそく! これについて以下の回答(一部ですが)を要求することにしました。

●本年5月31日付「「新しい歴史教科書をつくる会」会長声明(「つくる会」HPで公開中)によれば、扶桑社歴史教科書について【2月に扶桑社から受け取った回答は、従来のつくる会との関係を解消するというものでした。その後の調査で、その理由は「現行の『新しい歴史教科書』に対する各地の教育委員会の評価は低く、内容が右寄り過ぎて採択が取れないから」であり、社の方針に賛同する人々を執筆者とし、書名も変え、別会社をつくって発行するというものであることが判明しました。】とあり、扶桑社自身が、「つくる会」教科書は「各地の教育委員会の評価は低く、内容が右寄り過ぎて採択が取れない」ということを認めている。
 版元の扶桑社自身が現行の「つくる会」教科書(扶桑社版)はダメな教科書だと主張していることに対し、これを「子どもたちにとって一番良い教科書」(横山洋吉・教育長、当時)と採択をゴリ押しした貴教委の見解を明らかにされたい。

ついでに、以下も回答を要求していますが・・・
●本年4月27日、東京地方裁判所は、貴教委の違法な個人情報提供を受けた上記3右翼都議が、これを利用して俗悪本を出版し増田委員長に対し誹謗中傷の限りをつくしたことを「名誉毀損及びプライバシー侵害の不法行為・人権侵害」と認定した。貴教委は、このような3右翼都議の人権侵害に加担したことに対して増田委員長に謝罪せよ。その上で、このような右翼都議による人権侵害に加担しないよう再発防止の具体策を明らかにされたい。

皆様
 ご都合がつきましたら、6月20日(水))、都庁第2庁舎10F204同室(変更の可能性あり・・・都教委は定員20人の部屋を指定してきましたが、今まで最高60人参加、最低でも40人ですので広い部屋に変更を要求してます)まで、ご参集ください!