昨日は、お忙しい中、『増田さんとともに平和教育を進める会&対3悪都議裁判勝利を祝う会』に、多数の方にお出でいただき、たいへん、ありがとうございました!
全員の方に連帯・激励、それぞれの闘いのご紹介をいただき、とても意義深い交流ができました。以下、採択された総会議案の一部をご紹介します。
「(前略)
これらの二つの裁判での勝利は、増田さんに対する数々の処分や研修の強制、さらには分限免職処分を行った都教委が、いかに不法行為を行ってきたものであるかを司法が認定したことによって、3都議やその背後の産経右翼勢力や「つくる会」さらには都教委に対して、大きな打撃を与えるものである。これらの判決は、解雇撤回裁判に少なからぬ影響を与えずにはおかない。また、同じように、3都議の不当な介入で不当な処分や弾圧を余儀なくされた七生養護学校、国立二小の教員、都立板橋高校元教員藤田さんなどにも大きな激励となるものといえよう。
また、増田さんが分限免職処分を受けた3月31日を「不当解雇記念日」として、毎月月末の早朝、約1時間、都庁第二庁舎入り口付近で、学校ユニオン名のビラを配布、マイクによるアピールを重ねてきた。このビラ配布には、西部全労協や国労闘争団、「君が代」不起立被解雇者のみなさんにもご協力をいただき、はるばる神奈川からも参加していただいている。
この1年は、増田さんを先頭に、さまざまな闘う人びと、団体との結びつきを深め、広げ、国内、海外のみなさんによる熱いご支援をいただいた1年でもあった。
増田さんは、首都圏のさまざまな集会、学習会、労働組合、争議団の活動等々に参加して、アピールしただけではない。松山や静岡、さらには韓国釜山からも招かれて、現地の人びとの共感と熱烈な支持を得た。韓国では、テレビ番組でも新聞でも講演の様子やインタビューが大々的に報道された。イギリスのテレビ局CH4からも九段中前でインタビュー取材を受け、増田さんへの弾圧が日本の軍国主義復活の一例としてイギリスやCH4の海外ネットワーク地域で報道された。
清掃、国労闘争団はじめ全労協傘下の組合を中心に国内では、6849筆、韓国では6558筆、計13407筆の署名も寄せられ、都教委や区教委に提出することも出来た。こうして、国際的・国内的な増田支援の輪を広げることができたのである。裁判の傍聴にもかつてなく大勢の人びとのご参加をいただくようになった。
2.14勝利判決、4.27の勝利判決では、NHKテレビ・ラジオが夕方のニュースで流し、東京新聞、毎日新聞などがわずかではあるが紙面を割くなど、これまで頑なに増田さんの平和教育への弾圧と闘いに対する隠蔽を貫いてきた日本のマスコミの一角を突き崩す事が出来たことも、裁判闘争勝利の副産物である。
(中略)
個人情報漏洩裁判、3都議糾弾裁判の勝利は、この1年の大きな成果である。これからの1年は、この成果を最大限に活用し、裁判闘争で、またビラ配布、パンフレットの作成、集会の開催、集会、イベントへの参加等々で、闘いをおし広げ、都教委や3悪都議、「つくる会」、自民党政府等々に反撃し、彼らを追いつめていかなくてはならない。広範な労働者・市民と連帯して、自民党政権、石原都政、大資本の勢力、反動勢力の憲法改悪はじめ「戦争のできる国家づくり」、軍国主義の策動に断固反撃していこう!」
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