「東京総行動」のご報告 07/3/30

 3月30日は朝7時に家を出て、一日、「東京総行動」という争議組合・個人が、それぞれの弾圧相手への要請行動・糾弾社前(庁舎前)集会などをするものに参加してクタクタになって帰宅しました。疲れがひどく、これも加齢のせいか!? ホントは、夜の部は日比谷野音で、国鉄民営化解雇から20年にもなる国労1047名の方々の職場復帰を求める集会もあったんですが、そこまでエネルギーが持たず・・・

では、ご報告! 
 先ずは、定番の内幸町・みずほ銀行本店前に8:45に集合。私は、前日の「免職取り消し裁判、弁護団会議」で弁護士さんから資料を郵送するように言われていたので、考えてみれば、弁護士事務所とみずほ銀行本店は近いので、自分で集会前に持っていこうと決意していました。

 それで霞ヶ関駅を地上に出ると、ああ!? 土砂降りの雨ではありませんか? 我孫子の自宅を出るときは、ほとんど上がっていたので、良かった、と思ったんですが・・・しかし、行くしかありません。土砂降りの雨の中を弁護士事務所に行き、ちょうど、その時いらっしゃった弁護士さんに預けてみずほ銀行本店前へ。靴はビショビショ。

 さて、「なぜ、みずほ銀行本店か?」というと、ここは、「光輪モータース」という小企業・・・組合を敵視し、その委員長が何者かに襲撃されたり、組合員を不当解雇したり(これは裁判で勝って復帰)、賃金カットしたりという、まるで絵に書いたような前近代的小企業に対して、みずほの前身の富士銀行時代から、信じられないのですが、何十億という乱脈融資をしている銀行なのだそうです。そこで、この銀行に責任を取るように、また、メインバンクとして、きちんと社長を指導するように申し入れをしました。

 次は、二コースに分かれ、私は、もちろん、都教委要請コース。嬉しいことに雨が上がりました! 丸の内線で霞ヶ関駅から西新宿で降りて都庁第一庁舎へ。ところが、ああ・・・この地下を歩いているときに、履いている左の靴が、なんか変!? 見ると、あらら・・・左足の靴の底が、後ろ半分、接着剤がはがれて歩くたび、パカッ、パカッ!? おいおいおい(そういえば、もう、何年も履いている古靴でした!?)、あの土砂降りの雨のせいか・・・ですが、どうするわけにも・・・そのまま、突っ込むっきゃない!?

 というわけで、皆様には、そ知らぬ振りを装い、一庁25階108・109号室へ。全部で60数人だったので用意してあったイスでは足りず、教育情報課・黒田課長&馬場係長にイスを出してもらい、全員着席で要請始め。もちろん、内容は、後で、またお知らせしますが、回答は、いつもながらの「失笑に次ぐ失笑」をもよおす、中身空っぽの、どこを押しても口から出てくるのは「学習指導要領」!? これが連中のバイブル!?

 二庁前の通りで、都教委糾弾集会。皆さん、都教委の対応には「呆れるばかり」という感想。その他、参加いただいた方たちから闘いを紹介していただいて連帯のアピール。それから、また霞ヶ関に戻り、厚労省前で、労働法制改悪糾弾集会。私は、ここで、農水省地下に入って靴の接着剤を買おうと目論んでいたんですが・・・ああ・・・まったく、ないのです。文具店は改装中とか・・・歩くたび、左の靴底が、パカッ、パカッ!?

 しかたなく、そのまま、今度は国交省前の国労問題糾弾集会へ。アピールを聞きながら、コンビにおにぎり2個のランチ!? その次は、総務省前。まっとうな組合を結成し、委員長となったことを理由に産経新聞を免職になった松沢さんの不当処分を撤回させるよう、そして親会社のフジテレビを指導するよう、要請行動&集会。ここで、私は、連帯アピールをさせていただきました。

 次は新宿御苑前。教育情報研究所(外国人に日本語を教えることが本業とか)という、名前は立派ですが、丹羽先生という女性を不当免職・・・彼女が書いてもいない「退職届を盗んだ」と警察に訴えたり、とか、挙句の果てには偽装倒産し、裁判しても、一度も被告である会社の人間が出て来ない、という、とんでもない会社の前で、抗議集会。ここで、やっと、コンビニで接着剤を買い、何とか左足の靴底が靴本体と、くっつきました! バンザイ! うん、靴底を気にせず、普通に歩けるのっていいですねぇ! ここでも連帯のアピールをさせてもらいました。

 この次は、二つのコースが合流して飯田橋のトヨタ本社前(飯田橋にトヨタ本社があったなんて初めて知りました。さすが、立派な立派なビルでした)で、フィリピントヨタの組合員233人の首切り抗議集会。フィリピンから来日されたフィリピン・トヨタ組合委員長の話を聞きました。もちろん、スペイン語なので通訳つき。

 最後は、銀座の日産本社前で、やはり、フィリピン日産の組合員首切り問題でフィリピンから来日されたフィリピン・日産委員長の話を聞き、集会。ここで、私は次のような連帯のアピールをさせていただきました。

 「侵略と植民地支配の歴史の真実を教えて解雇された教員である私と、フィリピンその他に進出して現地の従業員を搾取し、大きな利益を上げるトヨタ・日産などの大企業によって首切りなど弾圧を受けている現地の人たちの問題は、本質は同じだと思います。これからも連帯して闘っていきましょう!」

 で、これが終わったのが午後6:15なのでした。アー、疲れた!