■1月31日都庁前ビラ撒き、ご協力を!

 恒例の「首切り記念」!都教委糾弾ビラまきを、本年最初として1月31日(水)、都庁第二庁舎前で、午前8時〜9時まで行います。以下、ビラの一部をご紹介しますが、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください!

 なお、この日は、このあと、東京都学校ユニオンに加入した、田畑和子さん(校長の虚偽記載報告により嘱託不採用となり裁判闘争を闘っている元豊島区立中教員)のビラのポスティングを豊島区で行います。こちらにもご協力いただければありがたいです。

●1月31日、都教委糾弾ビラ(一部)

☆新しい年に・・・「純情きらり 21世紀東京版!?」


元千代田区立九段中教諭・増田都子 

 去年のNHK朝の連続テレビドラマ『純情きらり』において、戦前の女学校で『源氏物語』を教えていた教師が、『不適格な教材を使用している』という理由で免職になる場面がありました。これを見られた方から、以下のような感想が送られてきました。

「多くの視聴者は『戦前はあんなひどいことが行われていたんだ。今は民主主義でいいなあ』と思ったろうし、作者もそれを強調したかったようである。

 しかし、実はこういうことは戦前のことではない。現在、東京の公立学校で同じことが行われている。増田さんは、日本が行った戦争は侵略戦争であるという通説の観点で授業を行ってきた。しかし、前の戦争が侵略戦争ではないと思っている東京都教育委員会は増田さんの授業に対して特に敵意を抱いて、免職を強行した。」

 太平洋戦争開戦時の商工大臣でありながら、A級戦犯容疑をウマウマと免れ、何の罪も負わないまま戦後、首相になり、日本の対米従属を決した60年安保を強行暴力採決した男の孫によって、去年十二月には『やらせタウン・ミーティング』の結果の『偽造世論』と数の暴力により、四七年教育基本法は改悪されてしまいました。

 だからこそ、侵略戦争の反省の上に立つ憲法とワンセットの四七年教育基本法第十条「教育行政は教育内容に対し不当な支配・干渉をしてはならない」を根拠とした私の闘いは、非常に重要になると思います!
 皆様、ぜひ、裁判傍聴、集会参加など、今年も、ご協力お願いします!