■産経解雇取消申し立て採決、社民党集会参加、山猫クラブ参加ほか(12月6〜8日) |
●第1ラウンド 午前10時、都庁第一庁舎34Fの東京都労働委員会第3審問室において、松沢弘・反リストラ産経労委員長の不当解雇取り消しの申し立てに対する裁決が出る、ということで、松沢さんより誘われて出かけました。5日の「けんり総行動」のときの総務省前での連帯の挨拶の写真の、一番右が松沢さん。 松沢さんからは「最悪の裁決になりそうです」と聞いていましたが、13年の審理の後に「解雇は正当」と!? これでは、何のために労働側からも委員が出ているのか分かりません・・・労働側からは一人の委員もいない、すなわち当局側ばかりの東京都人事委員会と違って、まだ、労働側に対してまっとうな裁決の出ることも多い労働委員会なのですけど・・・ 傍聴者は松沢さんが非常勤講師をしている大学の若い(当然ですが)学生さんたちをはじめ大勢が参加し、裁決後の第3審問室での交流会!? は盛り上がりました。私ももちろんアピールさせていただき、午後12時半まで!? ●第2ラウンド ●第3ラウンド B4表面は例の社会新報インタビューで、裏面は鎌田聡さんの「週刊・金曜日」の記事&ノ・ムヒョン大統領のメッセージと12月18日の免職取り消し裁判の傍聴参加呼びかけ。これを二つ折りにし、中にA4の「会撤回要求署名用紙」を挟みました。「何人くらい参加の予定ですか」と聞いたとき「予想はつかないんですけど、全部入れば700人の会場ですから、ま、400ぐらい・・・」ということだったので、400部作成。これが5時過ぎまでかかりました。 ●第4ラウンド やれやれ、一日、ギッシリの活動で疲れました!
午後6時に、昨日印刷した資料400部を持って社会文化会館に。土野富士雄さんが、配布を手伝ってくれました。200部くらいはけましたので、200人の参加ですね。 正確な集会名称は『防衛省法案、国民投票法案・共謀罪法案の成立を阻止しよう! 教育基本法改悪反対! 市民の絆大集会』です。福島みずほ党首を始め、辻元清美、保坂展人など、体調を崩して不参加の田英夫議員以外は社民党議員全員集合です。 リレー・トークは、小森陽一、ジャン・ユンカーマン、斉藤貴男、俵義文、西川重則、高田健など著名人各氏で12人。皆さん、それぞれ、含蓄のあるお話しでした。でも、日教組教文局長の女性の話には、言葉はいかにも巧みながら、不誠実さと内容のなさ!? (これが今の日教組でしょうか?)を感じました。いわく「230万の署名を提出しました」しかし、この署名は「慎重審議を求める」というもので「教育基本法の改悪に反対する署名」ではなかった!? ハズ・・・この肝心要の点は言えないんですね? さて、会場発言は私一人で与えられた時間は3分ですが、状況を説明したあと「私に対する、この無法な都教委の免職処分は、教育基本法第十条の『教育への不当な支配・干渉』の見本であり、教育基本法が改悪されれば、この状況が全国に広がるでしょう。ぜひ、会場の皆様、資料の中に入れました『解雇撤回要求署名』にご協力をお願いします。」と言い、ここまでは会場の皆様に顔を向けました。 そして最後に壇上に向かって「壇上の皆様方の多方面のご活動と含蓄あるご発言には敬意を表します。そのご活動のためにご多忙とは思いますが、どうか、現場の最前線で地を這う闘いをしております者のご支援もよろしく、お願いします」と締めました。これは、増田ブシを最大限に薄めた皮肉!? だったんです(「口先ばかりでなく、弾圧されて闘っている人間を、具体的にその力で助けてくださいよね。あなた方なら、できることはいろいろあるでしょう?」)けど、ま、感じ取れた方はいらっしゃいましたかしらね? 集会終了後、いろいろな方が声をかけてくださり、署名用紙を何枚も持っていってくださいました!
15:00から内閣府への抗議・申入れ(「教育再生会議やめろ」「ヤラセTMの責任とれ」)を、「12・8年休闘争委員会=山猫クラブ」として行うため、14:45に参議院議員会館前を、みんなで出発。内閣府へ入れるのは5名のみ!? ということで、その他は、門の中には入れてくれません。中は駐車場など、かなり広いスペースがあるのに・・・5人が出てくるまで待っている間、私たちは、内閣府前の歩道で時々シュプレヒコールをしながら抗議集会。私も発言させてもらいました。 「65年前のこの日は、アジア・太平洋戦争開戦の日です。安倍晋三首相のジイチャンの岸信介は、このときの開戦内閣の商工大臣として、国民に『お国ために死ね』と言い、大勢を死なせました。しかし、岸は『お国のために』死にましたか? 死ぬどころか、東京裁判でもヌケヌケとA級戦犯を免れ、後に首相になって、アメリカに従属する日米安保条約を強行採決、暴力で強行しました。日本をアメリカに従属する国にしてどこに愛国心があるんですか? こういうのは売国奴というのです。 衆議院で教育基本法改悪案を強行採決するという、暴力を使った安倍首相は、イジメの見本を見せているではないですか。そしてアメリカの言いなりになっています。どこに愛国心があり、どこが美しい国なんですか? 美しい国は憲法・教育基本法に基づく国を作ることで、できるんです。行政法律主義は、行政が法律に従って政治をすることを言うんです。安倍首相も自民党も憲法・教育基本法に従って政治をするべきで、ウソだらけのタウンミ−ティングに基づいた改悪など、とんでもありません。恥を知り、道徳心があるなら、教育基本法の改悪などすべきではありません。私たちは、教育基本法改悪を阻止するために頑張りましょう!」 5人は「30分」というところを粘って15:45に出てきました。議員会館前に戻っての報告では、対応したお役人は、やっぱり「官僚答弁」に終始し、時間ばかり気にしてしょっちゅう時計を見ていた!? ということです。 山猫クラブとしては、日教組の第二次請願デモのくる午後8時まで頑張る! ということでしたが、午後5時半、雨も降ってきたので、東京都学校ユニオンは撤収させていただきました。 以上、3日間のご報告、終わり! |