■産経糾弾裁判傍聴御礼他(11月21日)

 本日は、私の連絡ミスにもかかわらず、国労闘争団の方々をはじめとして25名もの方が産経糾弾裁判の傍聴にご参加いただき、たいへん、たいへん、ありがとうございました! 以下を中心に陳述しました。ま、「結論は原審と違いはないだろう」と、俗物勝ち組の官僚裁判官たちに期待はしませんが、判決は来年1月16日(火)、午後1:15〜812号法廷です。

<本年5月29日の原審判決は、これまで陳述しましたように、裁判官が勝手に虚偽事実を捏造したり、日本の侵略と植民地支配の問題点について、2005年4月22日のアジア、アフリカ首脳会議における小泉首相談話や1993年8月4日の「従軍慰安婦問題を調査しての河野洋平内閣官房長官の談話」にある歴史事実を教えたことを以って、「ことさらに日本の歴史の負の部分を強調する教育を行い」と認定し、だから『反日的な教育』と論評されても論評の域を出ていない、などとする、原審裁判官のとんでもない誤った歴史認識を示して、被告を救うものでした。
 
 なぜ、このような信じがたく常識に反する杜撰、雑駁な認定が行われたかについては、原審判決p35の「右の表現は、前期のような原告の教育方法や一連の行動に対する論評としては舌足らずであって趣旨が分かりにくく、その意味で、一般日刊新聞の社説の表現としてはいささか正確性と客観性を欠く印象を与えるものであるが」などとしているところに原因があると思われます。

 いやしくも「一般日刊新聞の社説」ならば「いささか正確性と客観性を欠く」ようなものであってどうするのですか? ジャーナリズムというからには「正確性と客観性」が命であって、「いささか」なりとも「正確性と客観性を欠く」ものは、それだけで欠陥品ではないでしょうか。それを「『いささか』だからいいよ!?」とは、本当に原審裁判官の見識を疑わしめるに足りるものです。事実は「いささか正確性と客観性を欠く」どころのものではありません。私に対する取材は、この被告新聞社の膨大な誹謗中傷キャンペーンにもかかわらず、電話でたったの3分間!? のみだった、というところからも全く「正確性と客観性を欠く」ことが明らかでしょう。>

さて、本日は時間を逆にご報告!?

●昨日(11月20日)は、国労1047名問題の鉄道運輸機構裁判があり、傍聴に出かけたのですが、いっぱい(100席に150人)で、入れなかったので、傍聴は諦めて、しばらく、日比谷公園をのんびり散歩しました。添付写真のように、黄葉・紅葉が、とっても綺麗で、雨上がりの木の匂い(フィトンチッド!?)で、森林浴になったような気も・・・

●そして一昨日(11月19日)は、越生で行われていた、全労協全国一般東京労組の大会でアピールしてきました! ホントは、所沢にお住まいの東京都学校ユニオン副委員長の酒井さんに行ってもらおうと目論んでいたのですが「仕事でいけない」ということだったので・・・
 我孫子から、常磐線、山手線、東武東上線、東武越生線、と電車を4本乗り継いで、最後はバスで「ウェルサンピア越生」という会場へ。7時50分に家を出て、到着は10時半過ぎ!? 飛行機なら、ソウルに着いてるよね、新幹線なら名古屋の先だよ!? なんて、胸の中でつぶやきながら・・・

 でも、皆さん、署名にご協力いただき、中でも旭書店労組の女性は、わざわざ「署名を職場で集めますから、もっとください。たいへんでしょうけど、頑張ってね」と声をかけ、売り物!? の沖縄戦の本と佐喜眞美術館の本をタダでて下さって、感激しました!