■3悪都議糾弾裁判傍聴御礼&報告(11月17日)

 本日の3悪都議糾弾裁判の傍聴抽選には、ご多忙のところ、多数の方にご参加いただき、たいへん、たいへん、ありがとうございました! 国労闘争団の方々を始め、42席に77人が抽選に参加し、こちらがなんと、20席! も当たりました。親子で来てくださって娘さんだけ当った券をいただいたり、国会に行く前に参加して当り券を渡し、また脱兎のごとく国会へ駆けつけた方もいたりで、おかげで互角の!? 勝負ができました。

 しかし、あきれ返ったのは、連中が地裁前でウヨクの本性を剥き出しにして写真のように、大きな日の丸を押し立て、いかにも怪しげな!? 風体をして、かなり高価に違いない大音量のスピーカーで、私に対する下劣、卑劣な誹謗中傷をしていたことです。その内容たるや「増田都子は韓国にまで行って反日デモをしてきた」とか!? ・・・先日の民主労総大会はデモをしなかったんですから(私はちょっとガッカリしたんですけど)・・・これは、ほんの一例で、言っている事は、すべて、噴飯物・・・私は思いっきりアッカンベー!? をしてあげましたけど。

 さて、法廷の最終陳述は、本日は、田代ひろしは来てなかったので2悪都議のご登場。1悪の古賀ときたら「タイの何とか(名前を言ったんですけど忘れました)首相が、『日本のおかげで独立できた』と言っているし、「インドのパル判事が東京裁判で日本無罪論を言ったから、日本は過去に一度も侵略してない」なんぞと、まぁ、厚顔無恥を絵に描いたようなことを恥ずかしげもなく『陳述』しておりました。

 もう1悪の土屋の方も、もちろん、同レベルで、その陳述書に、私の教え子が証言してくれたことに対する誹謗中傷がありました。連中の本性の下劣さ、事実を事実として認識できず、事実のほんの一端を捉えて、それにおのれらの薄汚い妄想をこき混ぜて事実とは完全に違ったものを捏造する能力の素晴らしさ!? には、あきれ返るしかありません。

 具体的にいえば、私の教え子が「『象徴天皇』が憲法第一条に書かれていることを知りませんでした」のは事実です。もちろん、私は憲法の授業でその事実は教えましたが「天皇制に今は関心がありません」という、卒業してもう12年になり、その間アメリカの大学に留学し、その後は一流企業の技術職として一生懸命働いている若い女性が、そんなことを覚えてないことが、なぜ、私が「天皇制について戦争責任しか教えなかった」証拠になるのでしょうか。

 しかし、土屋の下劣さは、さらにその次にあります。彼女が「加えていえば第一条というより、憲法そのものに(象徴天皇制が・増田注)書かれてあることを知りませんでした」なんぞと、全く、彼女が言ってもいないことを、勝手に作り上げて、平然と、こんな真っ赤なウソを「陳述書」として法廷に出しています。その厚顔無恥さと言ったら!?

 終わって、控え室で交流会を持ちました。皆さん、活発に思いのたけを語っていただき、1時間近く、充実した意見交換をし「諦めないで、一人一人ができることをしていきましょう!」と確認しあいました。その後は、「国会へ行く!」という人が大半でした。

 申し遅れましたが、この3悪都議糾弾裁判の判決は来年3月23日、午後1:15〜627号法廷です。裁判官が、事実のみを中心に判断できれば勝訴になるハズのものなのですけどね!?