■かわむらビラ、難民裁判勝訴、全労協大会(10月30〜11月1日)

以下、再び「3題話」の、ここ3日間の活動報告です。長いですので、お時間のあるときに読んでいただけたら嬉しいです!


■30日(月)
 第1ラウンド。この日は、来年4月の統一地方選の心正しき!? 板橋区議候補(あの極右悪都議・土屋の子分の心悪き!? のも出るとか)である、かわむらひさこさんのビラ配りにHさんとともに、やっと参加することができました。1ヶ月に1回は参加しよう、と思ってたんですけど、8月は暑さに負け、9月は何やかやと都合がつかず、やっと10月最終に滑り込みセーフ!? かな・・・それにしても、都営住宅団地を中心にポスティングしたんですが、やたらと公明党のポスターが多かったです・・・さすが・・・

 第2ラウンド。12月5日に行われる「けんり総行動」(争議中の組合・個人が大勢集まって、1日かけて、それぞれの弾圧相手にデモンストレーション!?)の実行委員会に参加。この日は、わが東京都学校ユニオンに加盟した田畑和子さんがデビュー!? 中学校国語科教員として誠実に職責を果たしてきた彼女は、1996年定年退職し、都の嘱託を希望していたところ、異例の「不合格」となりました。この問題は、彼女の個人的問題ではなく、現在の「日の丸・君が代強制拒否の不起立による嘱託採用不合格」に至る、校長・教委の恣意による「嘱託採用不合格」の始まりだったのです。

 内容を少し言えば、彼女が豊島区立千川中在職中、中神校長は文化祭で生徒が【南京大虐殺】を調べて展示したのに、「これは偏っています」というような張り紙をするような、あきれたことをする人だったので(これは、ほんの一例)彼女が常に批判の先頭に立ってきたので、中神校長からリベンジされたのです。中神校長の彼女の「評価」欄にはウソばかり書かれて(たとえば「休みや出張の教員の代わりに授業に行かなかった」とか)いたことが裁判で明らかになりました。ところが、都教委を相手に不合格の取り消しを求めた彼女に対し東京地裁(山口幸雄裁判長)判決は「誰を採用するかは都教委の自由裁量」として請求を棄却したのです。

 そこで、今、彼女は、中神校長個人を相手に、「正しい情報に基づき評価を受けたい、という期待権を侵害された」「さも不良教員のようにウソばかり書かれて名誉を毀損された」と、第二次訴訟に立ち上がりました。しかし、彼女が定年まで所属していた全教・都教組豊島支部は「校長個人が相手だと支援できない」といったのです。そこで、彼女は都学校ユニオンに所属して闘うことを決意しました。

 けんり総行動実行委員会では、彼女のアピールを温かく受け入れ、「実行委員会ニュース」に「初争議」として、彼女は他の人より、ちょっと多いスペースの原稿欄をもらいました。ストレスからか、大病をして手術をしてまだ日もそう経ってない彼女ですが、「校長の権力の濫用を許してはいけない」という強い気持ちから頑張っていますので、これからも、ともに闘っていきたいと思います。


■31日(火)
 この日は3ラウンド!? 先ず第1ラウンドは「首切り記念日!? 都教委糾弾ビラまき」。午前8時から9時まで、都庁第2庁舎前でハンドマイクで宣伝しながらビラ配布。朝早いのですが、Sさん、Hさん夫妻、Oさん(ここまでは常連!?)、それにこの日午後、難民認定裁判の判決があるイラン共産党員のジャマルさん(とても温和な、でも、しっかりした青年です)、珍しく公休日に当たったYさん、それから、被解雇者のM.Kさんが来てくださったので、いつも来てくださる大野さんとFさんは今回不参加だったのですが、総勢8人で活動できました。皆様、お忙しいところ、朝早くから、本当にありがとうございました!

■ビラの内容■

石原都知事・都教委は謙虚に司法の判断に従え!
増田さんへの処分も、教育基本法第十条違反だ!

2006年10月29日 東京都学校ユニオン

「君が代」強制は憲法、教基法違反

9・21東京地裁の判決

 2006年9月21日、東京地裁民事36部・難波孝一裁判長は、国歌斉唱義務不存在確認要請訴訟(予防訴訟)第一審で、被告都および都教委に対し、(1)原告は卒業式・入学式等において国歌斉唱義務がないこと、(2)被告は原告が国歌斉唱やピアノ伴奏をしないことを理由として懲戒処分を行わないこと、(3)原告一人あたり3万円の損害賠償を支払うこと、の判決を言い渡した。原告側の完全勝訴、被告都および都教委側の完全敗訴である。
 総計362名にも達する被処分者を出した2003年の10・23通達とその後の都教委の一連の行動が、憲法、教育基本法違反にあたるとの司法判断がなされたのである。

 この厳粛な司法判断に対して、行政側は、3権分立の建前上、謙虚に従うのが当然であり、原理的に行政側が控訴することは、許されぬはずである。

 しかし、石原都知事は、「全く都立学校の現状を知らぬものである」と発言し、都教育庁幹部は、「こんな判決は1%も予想していなかった」と、それまでの行政追随の司法判断にあぐらをかき、行政が教育機関に命令を下し、処分をかさにきて校長に職務命令を出させ、教育現場に一寸の裁量も認めぬという憲法・教育基本法違反の態度を改めようとはしない。動揺する都立学校校長を集めて、「都としては今までの態度を変えることはしない、校長も今まで通り、卒入学式にあたっては職務命令を出せ」とハッパをかけ、校長を恫喝している。

 判決理由は、(1)教職員に対して、国歌の起立斉唱およびピアノ伴奏を強制することは、憲法19条により保障された「思想、両親の自由」に対する侵害であり、通達や職務命令が違法の場合は「職務の公共性」という理由で公務員の基本的人権を制約することはできない。(2)「日の丸、君が代」は、過去の軍国主義思想の精神的支柱として用いられたものであり、「不起立」や「ピアノ伴奏拒否」は尊重されるべき「思想、良心」の内容である。(3)学習指導要領は「大綱的基準」であり、10・23通達に基づく国歌斉唱等の強制は「不当な支配」であり、教育基本法十条1項に違反している。(4)教職員に対する職務命令は違法であり、原告は損害賠償を請求する権利がある、と述べている。

 今まで都教委が根拠としている、(1)学習指導要領(告示)を根拠とする通達、職務命令、(2)「職務の公共性」を理由とする基本的人権の制約が真っ向から打ち破られた!

増田先生への分限免職を即時撤回せよ
 
05年のノムヒョン大統領3・1演説を教材にして、侵略否定の古賀俊昭・妄言都議と『侵略否定』の扶桑社の教科書を批判するという、社会科教員としての職責を果たすなら当然の授業内容に行政が介入し、それを理由に増田先生に下された分限免職は、難波判決に照らし合わせれば、まさに憲法・教育基本法十条違反に違いない!

 また都教委は、増田先生の個人情報を3都議(土屋・田代・古賀)に漏洩し、伊沢けい子都議が同文書の開示を請求したことに対しては拒否したことについて、東京地裁は本年6月28日、「個人情報保護条例十条」に違反するものということになる」と認定した。これについては、賠償までは認められなかったので控訴中であるが、司法が都教委(教育行政)を「法令違反を犯した」と認定したことの意味は大きい。

 04年9月29日、伊沢都議の追及に対して、都議会で横山洋吉・東京都教育長(当時)は、「個人情報保護条例第十条第2項第6号によりまして、情報をチェックする立場にある都議会議員に、行政機関がみずからの裁量により、保有する情報を提供する情報提供として、都教委が行ったものでございます」などと、恥知らずにも答弁したが、司法は明確に「同条例十条違反」としたのである。
 このように「日の丸・君が代」違憲・違法行政だけでなく、日常的に法令違反を犯しながら、議会で平然と「法令に従っている」などとうそぶく厚顔無恥な人物、つまり「教育長不適格者」がそのイスに座り、違憲・違法な教育行政を推進してきたのが都教委なのである。
 都教委は、「心の東京革命」で子どもたちに「ルールを守らせよう」などと主張しているのであるから、恥を知るなら、自分たちの明白な個人情報漏洩の違法行為・ルール違反についても、都議会において明確な反省と増田先生への謝罪を表明するべきである!

 10月17日、増田先生の分限免職取り消しの裁判が、難波裁判長のもとで始まった。都教委は自らの誤りを認め、即刻処分を撤回すべし!


ノムヒョン大統領から増田先生へのメッセージ

 2006年5月13日、韓国ノムヒョン大統領の側近のソル・ドンゴン氏(釜山市の教育長にあたる教育監で、大統領諮問教育革新委員会委員長)を通じて、ノムヒョン大統領から増田先生へのメッセージが伝えられました。
 「勇気のある先生に会いたいと思いますけれど、今は国家関係が微妙な時期なので会うことができませんが、いつか会いましょう。関心を持っていますので、がんばってください」

ぜひとも裁判の傍聴を!
11月17日(金)
午前11時から
3悪都議糾弾裁判
東京地裁627号法廷
11月21日(火)
午後4時から
対産経名誉毀損控訴審
東京高裁812号法廷
12月4日(月)
午前10時から
対都教委個人情報漏洩控訴審
東京高裁818号法廷
12月18日(月)
午後1時から
不当解雇撤回裁判
東京地裁722号法廷

 さて、第2ラウンドはジャマルさんの判決傍聴ですが、午後1:25からなので、その間、時間があり、今日こそは、携帯電話を買い換えるぞ! と決意したのでした。何しろ、もうバッテリーがダメになっているらしく、夜充電しても、朝は、電池が3分の1になり、夜には電池切れ!? という役立たずになってしまって・・・これは、天王台駅の直ぐそばにあったお店で「タダ」に惹かれて買ったJフォン(今は、ソフトバンク)で、そのお店は潰れてしまって、もうない、のでした。そこで、二庁の喫茶店で10時になるまで時間を潰し、新宿駅の地下のソフトバンクのお店に・・・

 ワォーッ!? ずらーーーっ、と待っている人・・・待つこと2時間・・・それで、買い替えはauがよさそう(軽井沢の山の中や地下で、隣の人のauはアンテナが立っているのに私のは「圏外」で腹が立ったので)と、auのお店に行き、手続きをしたら「あと40分後に来てください」と12時20分に言われ、「ん・・・判決に間に合うかな?」と思いましたが、仕方がないので昼食をとって行きました。

 するとauのお店の人が「お客様、Jフォンが『晶様』(ウチのバカ息子!?)名義になっておりますから、この方が直接来られませんと手続きできないんです」と・・・ズッコーッ!?・・・と力が抜けました。そういえば「お母さん、親子割引だと安くなるから、俺の名義に変えて手続きしたから」と前、言われてたんですが(それでいて、料金は私の講座から引き落とし!?)別に気にも留めてなかったんです。『ウヌーッ!? この人生の貴重な3時間を、どうしてくれるんだ、バカ息子よ!?』と内心で罵倒しながら、裁判所へ。

 最後はダッシュ! 汗だくでピッタリ午後1:25に626号法廷へ。だって、前、酒井さんからもらったビラにそう書いてあったんです。でも、なんか様子が変です。関係なさそうな人がいっぱい・・・張り紙には『破産がどうたら』!? ん? これは、違う・・・どうしよう? 酒井さんの携帯にかけてもつながらない。困った、と思ってたら、OH!? 顔見知りの埼玉県の高校の音楽の先生のR..Yさんも・・・1階で調べるしかないね!? 二人で、表をめくります。R.Yさんが見つけました。「606号法廷ですよ」・・・

 そこで、またエレベーターで6階へ。Sさん見つけたら、怒ってやろー!? と思ってたら、ジャマルさんはじめ、Sさんも、みんなが素敵な笑顔で出てくるじゃありませんか? 「勝訴です! 完全勝訴です! 『難民認定せず』を取り消せ! って」・・・えーーっ! 良かったぁ、怒り消滅!?・・・9・21判決に続き、東京地裁も、やっと、司法の役割『人権救済』に目覚めたか!? 画期的です。法務省の認定では、「イラン共産党員証も持ってないし(そんなもん持ってイラン国外に脱出できる?)、帰国しても迫害される可能性はない」から「強制送還」措置を決める、などという信じがたいものだったのでした。

しかし、本当にこの判決は、以下のように良識にそった素晴らしいものでした!

「●争点に対する判断
(1) 原告の難民該当性
 原告は、イスラム共和国体制を否定する政治的立場に立ち、本件各処分時点においてはその思想が強固なものになっていた。本邦における原告の行動は、原告が積極的に反政府行動を行っているとの評価を裏付けるものといえる。

 また、イラン政府当局による海外の反体制活動家に関する情報収集活動、原告の日本における活動歴、生活歴、交友関係等に照らすと、原告が、自らの活動がイラン政府当局に把握されているとか、帰国した場合、厳密な調査の対象となり、その結果、自らの活動が明らかにされるとのおそれを抱くのにはもっともなところがある。

 結局、原告には、本邦における活動を理由として、イラン政府当局から迫害を受けるおそれがあるという恐怖を有することがもっともといえるような客観的事情が存するものというべきであり、難民該当性が認められる。

(2) 本件不認定処分の違法性
 原告は、本邦にある間に難民となる事由が生じた者に該当するといえるから、原告が、その事実を知った日から60日以内に難民認定申請をしていれば、60日条項に違反することはない。原告が迫害を受けるおそれについて客観的な根拠に基づく恐怖を有するに至ったのは、原告の難民認定申請の直前であるから、60日条項違反の事実は認められない。原告が難民と認められることは既に認定したとおりであり、本件不認定処分は違法として取消しを免れない。

(3) 本件裁決、本件退令発付処分の違法性
 本件裁決は、原告が難民に該当するという当然に考慮すべき重要な要素を一切考慮せずに行われたものといわざるを得ないから、その裁量の範囲を逸脱する違法な裁決というべきであって、取り消されるべきである。本件裁決を前提とする本件退令発付処分も、違法として取り消されるべきである。

3 結論
 原告の請求はいずれも理由があるから認容し、本件各処分の取消しを命ずる。」

 さて、第3ラウンドは、田畑和子さんの裁判です。彼女は30分にわたり、説得力ある陳述をしました。ところが、被告の中神側は、一切「反論をしません。」なのです。なんという、なめ切った態度でしょうか? しかし裁判官の態度も、どうも感心しません。特に右陪審なんかは、いつ行っても「居眠りしている」としか見えないんです・・・大丈夫かなぁ・・・次回は、12月12日、午後4時から、627号法廷です。

 実は、この日は第4ラウンド!? にジャマルさんの裁判勝利報告集会があったんですけど、とても、そこまでの元気はなかったので、勘弁願いました。右肩の痛みが直らない・・・


■11月1日(水)
 第1ラウンドは、新橋の国労会館で行われる東京全労協大会。幹事は12時集合。

「2006年の運動方針」の「(2)闘いの基調、」「(g)日本の侵略戦争を直視し、今日における経済支配と軍事展開を見抜き、戦争とファズムに向かう政治反動と対決しよう!」には以下のように教育分野における闘いに関係する方針がありました。

「日本の侵略戦争の歴史事実を直視し、首相の靖国参拝を弾劾し、戦争責任・戦後補償・国家としての謝罪を政府に対して追及しなければ、アジアの人々と真の和解と連帯はできません。また、教育の右傾化、平和教育・民主教育に対する弾圧を許さず、戦争とファシズムへの道に反対する闘いを職場、地域から闘います」(実は、「平和教育・民主教育に対する弾圧を」の部分は最初の方針案にはなかったので、横須賀合宿のときに私が「ぜひ、入れてください」と提案したのでした!?)

 これを受けて「(3)主な闘いの課題」の「7、反戦、平和、護憲、環境、人権、反差別の闘い」「A憲法改悪阻止! 超反動4法案阻止!」に次のように教育基本法改悪反対への方針があります。

「この憲法改悪攻撃といったとなって『教育基本法改悪』があります。その狙いは教育を通した『戦争のできる国民づくり』であり『国益のために死ねる人間』をつくることにあります。その先取り攻撃として『日の丸・君が代』の強制攻撃があり、平和教育・民主教育に対する弾圧攻撃があります。東京地裁における『日の丸・君が代の強制は憲法違反』の判決に控訴した東京都、平和教育・民主教育の教諭に対する分限免職を許さず、『教育基本法改悪』に反対します。・・・このような『戦争とファシズム』への道を許さず、超反動4法案(「国民投票法案」「防衛庁、省昇格法案」「教育基本法改悪法案」「共謀罪法案」)阻止に向けた国会前闘争をはじめとする闘いに決起します。」

 私は、この方針に基づき、分限免職の経過と解雇撤回署名を集めてくださった東京全労協の東京清掃をはじめとする組合の方々に感謝とお礼を述べ、第2次署名集めへのご協力とご支援をお願いする発言をさせていただきました。私のほかに5名の方が、それぞれの職場における闘いの現状報告、さらなる支援をアピールされました。

 方針案を提案された諸隈・東京全労協事務局長が壇上から6人の闘いの報告とアピールに対して一人一人答えてくれました。私の報告に対しては、簡単にまとめると「増田先生に対する攻撃は、石原都政の下での教育基本法改悪攻撃の先取りです。東京全労協は、この不当な免職に対してさらに署名集めなどさまざまな支援をしていきます」と力強く答えてくれました。
 この大会で4本の決議案が可決されましたが、そのうちの「安倍『戦争のできる国づくり』政権と対決し、改憲策動を許さず反戦・平和を守り抜く決議」の一部をご紹介します。

「・・・安倍首相は自ら『改憲政権』と位置づけ、日米同盟の拡大、自衛隊海外派兵の恒久化を進め、解釈改憲か向こう5年で新憲法制定を政治日程に乗せると宣言している。

 その手始めとしての教育基本法改悪であり、『愛国心』教育の法制化が目論まれている。東京都では、石原知事先導のもと、一部都議も加わり『日の丸』『君が代』の押し付け教育が進行し、教育現場に混乱をもたらし、また教職員の大量処分が発動されている。先の東京地裁判決でも違憲判決が出されるほどに事態は進んでいる。誤った歴史認識を批判した社会科教員が免職される事態もある。

・・・東京全労協に結集する私たちは、今まさに強行可決を目論む『教育基本法』改悪、防衛庁『省』昇格法案を阻止する闘いを国会内外で貫き闘いを繰り広げ、引き続く『共謀罪』新設、『国民投票法案』廃案を目指し、人の心に土足で踏み込む『美しい国へ』と謳う阿部反動政権の野望を打ち砕くため、前途・全国の仲間と連帯し闘い抜く。」

 大会は午後5:20に終わり、さて、第2ラウンドは、6:30から。11月10日〜13日にかけての韓国民主労総大会参加訪韓団の結団式です。それまで、ちょっと間があるので、食事をして、肩こりに効く飲み薬(3150円!?)と貼り薬を薬局で買いました。効果があるかなぁ・・・と思って、国労会館に向かって歩いていたら、向こうから歩いてくる人の中に「あれっ? 見たことがある人が歩いているぞ、誰だったっけ・・・あっ!? 昨日、田畑さんの裁判傍聴に来てた、そして私の裁判の傍聴にも来てくれたことのある、所沢のYさんだ!?」・・・彼は、全く気づいてないので、いきなり、目の前に出て「ワッ!」と言っちゃいましたら、彼「ワーッ!? びっくりしたぁ・・・何で、増田さん、こんなとこいるの?」

 となって、大会と訪韓団のことを話しました。で、私は「Yさんのお勤め先は、この近くなの?」と聞くと「そうなんですよ」ということで・・・「じゃ、11月17日の3悪の裁判の傍聴にも、できましたら来てくださいね」「はい」ということでてサヨナラしました。ウン・・世の中、狭い!?
 
 さて、訪韓団は、10名です。団長は全労協事務局長の中岡さんで、参加者の自己紹介のあと、日程と民主労総についての説明。民主労総の大会は、歌やパフォーマンスのある前夜祭で約1万人、大会そのものは2万人!? が参加して行われるとか・・・まだ、私は、そういう壮大な!? 労働組合の大会は見たことがないので、楽しみです。私は、この大会に参加して、私の『解雇撤回署名』へのご協力を要請するつもりですので、中岡団長に『ハンギョレ新聞』の私の投稿記事と、生徒と私のノ・ムヒョン大統領への手紙のハングル訳と、説明のハングル訳と釜山市民団体の方が作成してくださったハングルの署名用紙を前もって民主労総の担当の方に送っていただくよう頼みました。


 というわけで、またまた充実した(疲れる!?)3日間でした。