■シンポジウム「靖国と天皇」のお知らせと「レッツ52号」に増田の記事掲載

《転載》15日 シンポ「靖国と天皇−追悼の政治学−」のお知らせ

                  日本の戦争責任資料センター
              jwrc@mua.biglobe.ne.jp
                  03-3204-7477(発信 楠)

 直前ですみません15日に以下のシンポジウムがあります。どうぞおこしください。また、9月20日発行の「季刊・戦争責任研究」と付録「レッツ」の目次を併せ添付します。


■シンポジウム■  靖国と天皇−追悼の政治学−
今年の夏、急浮上した問題に、昭和天皇発言を記した「富田メモ」があります。この背景には、事態の打開を求めて動くさまざまな政治勢力のせめぎ合いの構図が浮かび上がります。また、天皇の戦争責任に関する新たな問題もここに提起されています。安倍新政権のもとで今後、歴史認識と追悼をめぐり国内外の政治はどう進むのか、私たちはどう考え、どう対処すべきか、今年を総括しつつ数年間を見通した議論を、歴史・政治・国際関係の視点から行いたいと思います。

パネラー 
  ●吉田裕 (一橋大学教員)
  ●南相九(日本現代史専攻<韓国在住>)
  ●上杉聰(日本の戦争責任資料センター事務局長)

     2006年10月15(日)午後2時半〜5時半

     中央大学駿河台記念館510教室
     JR「御茶の水」千代田線「新御茶ノ水」下車徒歩2分

 参加費:一般500円(会員:300円)

 お問合せ:日本の戦争責任資料センター 電話&Fax:03―3204―7477


               
 『季刊・戦争責任研究』53号が発行されました。    2006-9                 

 日本の戦争責任資料センタ−では、9月20日、『季刊・戦争責任研究』53号および付録ボランティア誌 「 Let's No.52号」を発行しましたので目次をお知らせ致します。

 また末尾に10月15日開催、当資料センタ−主催のシンポジウム「靖国と天皇」のご案内があります。

 日本の戦争責任センターは、戦争責任の「資料センター」と「祈念館」の創設を願い、1992年に設立されました。研究者、弁護士、専門家の立場から歴史と大戦を検証し報告する紀要として『季刊・戦争責任研究』を発行しています。
 また日本の戦争責任に無関心ではいられない市民ボランティアが編集する付録誌「 Let's 」を発行しています。

 戦争の真実を伝え続けるために、会員になって当資料センターを支えてください。一緒に戦争責任の灯を、戦後補償の灯を、さらに高く掲げましょう。

  Let's find out
  Let's think about
  Let's talk about
  Let's do something about
  Japan's War Respons ibilities !

●目次のご案内  *********************

 季刊 戦争責任研究 第53号               2006/9

【特集=空襲を問う】
空襲の世紀の法理と日本・・・荒井信一(当資料センター共同代表)

東京大空襲と朝鮮人・・・  李 一満(東京強制連行真相調査団)

東京空襲遺族会の集団訴訟・・星野ひろし(東京空襲遺族会)

重慶大爆撃訴訟の提訴の経緯と今後の課題・・・一瀬敬一郎(弁護士)

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精神障碍元兵士の戦後史(下)・・・清水寛(埼玉大学)

韓国映画が映す日常と純愛と歴史・・・金恵信(学習院大学)

連載 歴史観×メディア=ウォッチング29・・・高嶋伸欣(琉球大学)

資料紹介 韓国側文書に見る日韓国交正常化交渉・・・
   翻訳・解説 李洋秀(翻訳家・日韓会談文書全面公開を求める会)

資料紹介 日中戦争期における日本軍人の自殺についての憲兵隊報告・・・本誌編集部


●付録  レッツ52号目次  ******************** 

「時評」だからこそ。今度こそ憲法9条を本物にしよう。
   ―戦後の戦争責任をも省みよ―  斉藤貴男(ジャーナリスト)

三笠宮の話―古代オリエント研究と戦争体験 荒井信一(当資料センター共同代表)

誤った歴史認識を批判し、正しい歴史認識を育む東京の教員は免職処分される
                         増田都子(元・九段中学)

現代史サマーセミナー参加記   レッツ編集部

外村大さん講演「朝鮮人戦時動員―考えるべきこと、わかってきたこと」
          前田智子(「もうひとつの歴史館・松代」建設実行委員会)

高麗博物館訪問記   レッツ編集部

Internet Cafe   米下院国際関係委 慰安婦決議案を採択
   
戦争犯罪論ノート(21)個人責任原則   前田 朗(東京造形大学)

しょうけい館見学を終えて   斎藤 圭(会員)

クリップボード 裁判情報 新刊案内ほか


<戦争責任資料センターのご案内>

当戦争責任資料センターの詳細は下記HPをご覧ください。
戦争責任資料センターは1992年に設立されました。会員よって維持され、季刊誌『季刊・戦争責任研究』を発行しています。会員には一般会員 ¥7000/年、および維持会員 ¥20000/年があります。どうぞ会員になって、センターの諸活動を共に支え、広げてゆきましょう。会員のお申し込みや季刊誌のご注文は jwrc@mua.biglobe.ne.jp までどうぞ。

会員のお申し込みがあれば、季刊誌をお送りいたしますので、「何月から」と明記し、お申し込みください。
『季刊・戦争責任研究』は1部でもご注文をお待ちします。(送料をご負担ください。)

 一般書店では「地方出版取次」とお申し出くだされば、1冊¥1020でご入手できます。この場合ボランティア誌 「 Let's 」の付録はありません。

 多くの図書館や大学図書館、あるいは女性センターなどの公的機関での定期購読を希望します。お近くの、あるいは勤務先の図書館などに購入をおすすめください。

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日本の戦争責任資料センター
Center for Research and Documentation on Japan's War Responsibility
http://www.jca.ax.apc.org/JWRC/

〒169-0075 新宿区高田馬場1-28-7-607
TEL&FAX 03-3204-7477 jwrc@mua.biglobe.ne.jp

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