第8回授業の感想 08/1/26 |
第8回「近現代史講座」の感想 <皆様> 2008年1月26日、あびこ平和ネット主催、全15回のシリーズ企画、増田都子先生の社会科授業「近現代史の真実を知ろう」第8回 映画『ガンジー』鑑賞と明治〜大正の歴史を振り返る に参加しました。 ガンジーに対しての学び。断片的なメモなので、何か誤りがあればご指摘ください。 ●今回の資料より ●今回の授業は、参加者の自己紹介から始まった。 「抵抗は積極的、挑発的に」と語るガンジー。増田先生の裁判報告やその他の発言が時に過激で挑発的な理由を垣間見た思いだ。 ●以下新しく知ったこと。 -インド人に関する法律の反対集会にて「警官を殺し、立ち向かおう」という会場の発言に対し、ガンジーは「この法律には決して服さない。暴力を受ける痛みを通して相手に悟ってもらう」ことを力説した。 -ガンジーの発言「不正があるところ私は常に闘う」「彼らの心をかえたい。過ちを犯しているからといって殺したくはない」「主導権は我々にある。(抵抗を政府が無視したら)反応するまで刺激し続ける。真の力は抵抗する側にある」「どんな暴力にも耐えるのです」 -アムリッツァーでの虐殺事件。集会を取り囲んだ軍隊による1650発の銃弾で1500人が死亡。 ●紙上討論 「明治時代を学んでの感想と意見」に対して● -「...天皇を頂点とする国家の価値体系が、「家」をそっくり飲み込んでしまいました。」 毎朝のNHKニュースでも、神社のお祭りをよく放映していると思う。天皇制、国家神道は宗教のような統治形態のような。良く学んでいきたい。そして、広く議論していきたい。 -「同じ間取りの家に住み、あてがいぶちの工業製品にかこまれて、季節も土地柄も関係無しの加工食品を食べ、地上を瞬時にかけまわる媒体に目を奪われていたら、自ずと思考も均質化してくることでしょう。私たちは間違いなく明治時代の兵隊より格段に扱いやすい国民に仕立てあがっていると思うのです」という意見に対して。 そうでない生活を送る人々もいるけれど、確かに、目指す生活が似てくれば、思考も似てくる。用心、用心。 そう考えると、貴方にはこういう人権があるのです、この国の政治を担うのは貴方です、主権者は私たちです、という憲法教育はどんなに重要か。コスタリカの小学校1年生は、先ず、そういう学びをするそうだ。この日本の管理教育を変えて行くためにも、47年教育基本法を再び私たちの手で取り戻したい。 「身を守る術はすべからく民衆自身で伝承しなければ」という意見を読んで、47年教育基本法の理念を伝承していこうと思った。 -「分断することが支配のツボ」という意見。 -「人生を生き生きと生きていく力を再発見しなければなりません。...だから私は、...自分の住む街に自分たちの学びの場を作っていきたいと願います。」 ●増田先生へ● これは、大学時代、学びと行動のグループ ファシリテーションを学んできたことと一致します。他者の意見を聴くことができない人々やそういった場には来られない人々のことを思います。 やはり、私の身近な人達と対話を続けていくことが大切だと感じました。 ●今後の予定● 第9回 2月23日(土)14時〜湖北台近隣センター、「世界大恐慌と日中戦争」
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