小田原・近現代史講座第3回授業の感想 09/1/21

08.12.4 小田原近現代史講座第3回

以下、『大日本帝国憲法を考える』の意見の一部をご紹介します。



★大日本帝国憲法に対して賛成とも反対ともいえない。当時としては、いきなり民主主義の憲法というわけにはいかなかったと思うので、段階的に、この程度のもので無理ないと思うから。市民革命がなかったのだからしかたがない。それに市民革命があり人権宣言を持ったフランスのその後の歩みは民主的といえるのだろうか?
 
 本日の授業で、台湾の人たちとの戦争があったことを初めて知った。また、日清戦争で得た賠償金が、こんなに多かったとは思わなかった。清が日本に負けた理由に、軍備をきちんと整えてなかったこと、国民の気持ちが統一してなかったこと、があるのは大切だ。

★大日本帝国憲法に反対。やはり民衆が革命を通して作った憲法でないからなのでしょうか・・・遣欧使節団がフランスやイギリスを見てもその憲法よりもドイツのほうの憲法に学び、天皇中心の憲法を作りました。主権在民と対極にある憲法ができ、その後の歴史が侵略戦争などひどい状況に進んでいったのは、今考えても悔しい思いです。

「軍人勅諭の人命が「鴻毛より軽い」という考え方からは良い結果が出ることはない、という考えが指導者になかったとは・・・というのも、今の時代だから言えることなのでしょうか?

 授業を聞いていると、派生してもっと知りたい、関連する本を読みたい、と思うようになりました。時間がいくらあっても足りない思いです。今日の感想文集の中に先生からのコメントとして日本国憲法13条「個人の尊重」に触れた部分があったことで、再確認できて良かったです。


増田より
 「授業・講義」の本当の!? 目的は、限られた時間の中で最低限必要な事実を提示することにより、受けた人がその事実を知ることによって「派生してもっと知りたい、関連する本を読みたい」という気持ちを起こさせることだと私は考えています! 生徒たちに「教員はあなたたちの助走をサポートする人です。後は自分でホップ・ステップ・ジャンプ! して」と言ってきました。

 また、この紙上討論は教員と生徒の双方向のやり取りによって復習もできるし、また、これからの学習の課題を読み取ってもらったりできます。何よりも歴史学習は「現在と過去の対話により未来を考えること」ですから、この紙上討論は、その作業に最適なものだと自画自賛しています!